昨日、母に呼ばれて実家に行く途中、
進行方向で飛び回る二羽のカラスを見かけました。
今は、カラスが巣を作っている時期だから、
なんだか嫌な予感がして、
少しでも離れようと道路の反対側に移動しました。
で、少し進んでみると、なんだかちょっとした騒ぎになっている。
丁度、十字路のところで、
斜め向かいに小学生が数人集まっていて、
「じじい、頑張れ~」なんて、笑いながら言っている。
で、そっちの方を見ると、カラスに襲われて、
なんとかしようと傘で応戦しているおじいさんがいる。

私の画力がないのでわかりにくいですが、
よく見ると、おじいさんがいる側の車道に、
カラスの雛が座り込んで鳴いていました。
なるほど、二羽のカラスは、
なんらかの理由で巣から車道に落ちてしまった雛を守るために、
必死になっているんだね。
で、通りかかったおじいさんが襲われたと。
それを見て、この小学生(全員が男の子)の集団が、
面白がって見ているという……
このままでは、あきらかに雛は車に轢かれてしまう。
自力で飛び立つには、まだまだかかりそうな大きさだし、
親鳥がつかまえて巣にもどすなんて無理そうだし。
せめて、すぐ横の草むらまで誘導してあげたいけれど、
おじいさんが襲われている姿を見ると……
これは無理だよね。
近づいたら、今度は私が襲われる。
カラスに襲われるのは怖いもの……
これも、自然の一部だからしかたがないか……
雀の雛や、ネズミがカラスに襲われている所を見たこともあるし。
私の力で雛を巣にもどすことなんてできないし。
どうしようもない事ってあるんだよね。
で、こんな状況を見て胸を痛めていた私だけれど……
小学生にとっては、おじいさんの戦いの様子の方が気になるんだね。
私は車が通るたびに、雛の事が気になってハラハラしたけれど。
かと言って、何かできるわけでもなく。
その場を通り過ぎました。
最後まで見なかったのでどうなったのかわかりませんが。
数時間後の帰り道、なんだか悲しそう(私にはそう聞こえる)なカラスの鳴き声が、
この道の辺りから聞こえてきて、
同じ道を通る勇気がなくって、ついつい遠回りしてしまいました。
カラスの雛はどうなったのかな……
カラスは嫌いだけれど、
なんにもしなかった私だけれど、
カラスが無事でいてくれるといいなって思います。
あっ、襲われていたおじいさんはたぶん大丈夫です。
あともう少し離れたら、カラスが追ってこないくらいの所まで逃げていたので。
おじいさんを笑って見ていた小学生の方が危ないかもね。
親らしき人がすぐそばに一緒にいたので、こっちも大丈夫でしょう。
まぁ、ちょっと怖い思いをした方が、この子達のためになるような気もしたけれど。