中学生の時に、技術家庭科の授業があった。
なんだか教育方針がかわったとかで、
前までは女子は家庭科、
男子は技術科だったのが、一緒になった授業でした。
図面をひいて、大工道具を使い、
最初に作ったのが、白い椅子でした。

今はすっかり、
猫のお休み処になっていますが
クギなしで組み合わせた足に、
正方形の板をうちつけた簡単なもの。
簡単でしたが、
この足をぴったり組み合うように、
ノミを使って削ったりして、けっこう大変だった。
で、この椅子、
実は足の一部にカナヅチでガンガンたたいた跡がある。
きっちり組み合うように作りすぎたのか、
仮に組み立てた後、はずそうとしたらはずれなくなって、
先生に言ったら、カナヅチでガンガンたたかれてしまったのだ。
私は、美しくつくったのに…
この椅子の足を見るとたまに、
その時に、「ぬけないな~」と言って、いきなりカナヅチでたたきだした先生の行動と、
えらく狼狽した
自分の気持ちが思い出される。
あれがなかったら、美しくつくれたのに…
なんとなく、納得のいかない自分…
でも、それも年を重ねているうちに中学時代の思い出として、
笑いながら話せるようになっている。
その時の私の狼狽ぶりと、落ち込みは尋常じゃあなかったからね
今では、すっから薄汚れてしまった椅子ですが、
思えばずいぶんと長持ちをしたものです。
でも、そろそろガタがきはじめている。
やっぱり中学生が作った物ですからね~
プロのと違って一生モノにはならないかも知れない。
でも、愛着も思い出もあるので、できるだけ長く我が家
にいて欲しいなと思います。