
地下鉄の改札を出たところにある、二台のうちの一台は順調に回転していたけれど、もう一台の方では一人のおばさんがけっこう時間をかけてやっていた。
別に気にせずに並んでいたら、前にいた男の人がふらふらっと前に出て行った。
まだ、おばさんがいるのに?
若い男はおばさんを睨んで「いつまでやってるんだ、このくそばばぁ!」と怒鳴りだした。
おばさんは、男を睨みながらATMから離れて行ったけれど…その場の空気は凍りついたままだ。
その時、隣のATMにいたおじさんがなんだかその若い男を怒鳴りだした。
「何やってるんだ、おまえは、常識がないのか!」
もっともです、おじさん。
「うるせぇ、くそじじぃ!」
どうみても、あんたが悪いでしょう。
怒鳴ってゆずってもらっても、気持ち良くATMを使えないんじゃないの?
その後もおやじと男の言い合いは続く。
…あの、私の前ではちょっと争い事はやめて欲しいんだけど。
だって、私は超臆病者!
前も地下鉄で怖い思いをして、眼球の血管が切れて出血をした経験が…
って、こういうのって生きててあんまり出会わないのに、なぜに会うかなぁ~
「俺に刃向かって五体満足でいられると思うな!」
って、おじさん、あなたはどういう方ですか?
「うるせぇ、黙れ!やるか、このやろう!」
男の人は頭が悪そう、他に言う言葉を知らないのかい?
で、おやじが男の襟首を掴んでATMから引き離すという動きがあった。
直後、男のパンチがおやじに飛んだ。
でも、おやじは負けない。
男を押さえつけ、言いあいが続く。
男はATMに戻りおやじは「いいから、こっちに来い!」と言っているところで、駅員さんが来た。
おやじは状況を説明している。
私はと言えば、最初っから状況を見ていたし、先に手を出したのは男だし、おやじは悪くないしで…
万が一警察が来たら証言をしないといけないのかな?と立ち去れないでいた。
けっきょく、駅員さんが上手くなだめておやじは改札を通り、男はATMの前にそのままに。
とりあえず安心して、その場を立ち去ったけど…
小心者なので、ものすごくドキドキしてしまった。
会社について一番にした事は鏡を覗くこと。
良かった。
今回は目から血が出でなかった。
それにしてもこういう時って、一般人って本当に何もできないなぁ。
おじさんはすごいけど、危険だから気をつけて。
最近、何が起こるか本当に分からないんだもん。