『キャプテン・フューチャー』の最終巻をようやく読み終わりました。
つきあいが長い作品なので、もうこれで最後かと思うと寂しい気持ちでいっぱい。

この作品をはじめて見たのはアニメで、私の記憶違いでなければ、火曜の夜は『サイボーグ009』、『キャプテン・フューチャー』と続けて見ていたと思う。

原作が小説だと知ったのは後の事で、挿絵とアニメの絵があまりにも違うのに驚き、見なかった事にして本棚に戻した記憶がある。
後になって読もうと思った時には書店には置いていなくて、何年もかけて古本屋を探し、最後の一冊は友人がオークションで買ってプレゼントしてくれた。
全巻そろって喜んだのもつかの間、今度新装丁で出版され、しかも最後の巻は初翻訳で出ると言うのを知った時はちょっと力が抜けたけど。
まだ、全部そろってなかったのか…とね。
新しく買いなおそうか、最終巻だけ買おうかしばらく迷ったけれど、でも、その迷いは新装丁の本を見てなくなりました。
だって、綺麗すぎるんだもの。

『キャプテン・フューチャー』は古い作品。
話の内容ももちろん古い。
水星人や金星人、月や小惑星に生物がいたりする世界の話。
機械に使われている部品や素材も、科学知識のない私でもあれって思う事はいっぱいある。
それないだろうっていう、つっこみ所が満載な作品だ。
そんな昔の作品だからこそ、あの挿絵は素晴らしいと思えるのよ。
もう、本を手にした時から気分はレトロ。
本当は未来の話のはずなのに、過去の話を読んでいる感じがしてすっごく良いのだ。
挿絵の力ってすごいなぁ~って関心してしまう。
旧本の挿絵はとにかく『時代』があるんだもの。
もちろん、話も読んでいて楽しい。
恋愛の泥沼はないし、まさにスペースオペラ!って感じ。
新装丁になった本を一巻から読んでいないので分からないけれど、ぜひ読んで欲しい本の一つです。
あっ、新しい装丁の絵も嫌いじゃないです。
どっちかっていうと好き。
私の『キャプテン・フューチャー』はレトロっていう、勝手に決めつけているイメージに合わなかっただけ。
新装丁の本は最終巻だけしか読んでいないけれど、そんな違和感を感じなかったもの。