Topaz Video Enhancer AIとLuminar4の動画高品質化ツール
前回の記事では、動画品質を改善するためにTopaz社製のツール
Video Enhance AIとSharpen AIという2つのAI搭載ツールを使った
動画編集事例を紹介しました。
上記のツールは、画質を高解像度にすることが目的で、元動画と
並べて比較すると、その改善効果が一目でわかるレベルまで改善
することができました。
今回は、AIテクノロジー搭載した上に画像を一段階上のレベルに
引き上げることが可能な革新的なツールと銘打っているSkylum
Software社製の「Luminar」というツールを使ってみることにしました。
編集の元動画は、前回の記事で紹介している「Topaz Video Enhance
AI処理後、更にTopaz Sharpen AI処理」して作成した動画です。
Luminarのバージョンは最新版の4.3を使用しました。
このソフトは画像処理用であるので、「Topaz Video Enhance AI処理後、
更にTopaz Sharpen AI処理」する際に出力させておいた連番画像を使用
しました。
その連番画像を格納してるフォルダを一括読み込みさせたら、Luminar
プリセット:全てのLuminar Looksから「Soft & Airy」を適用して
みました。
色合いに温かみがあってやわらかいイメージなのが気に入ったので。
最初の画像に、このプリセットを適用したものが下図です。
Luminar4では、1枚の画像に適用した効果を、ほかの画像に適用する
ことができるようになっています。
同じ効果を適用するには、メニューから、
①画像 → ②調整 → ③同期調整 と進めていきます。
全ての画像への適用処理が済んだら、最後に画像をエクスポートします。
(下図を参照)
エキスポートした連番画像は、前記事で紹介した「FFmpeg」で動画変換
して完了です。
こうして得られた動画(以下に紹介する動画の右側)を前回記事で紹介
した動画(同左側)と比較したのが、以下の動画です。
なお、これまでの紹介動画では、ビフォア・アフターなどの比較ができる
ように動画画面を2分割表示しています。
これって、どうやって作成しているかというと、
Wondershare社の「Filmora」という編集ツールを使っています。
動画で変化の状況を、このように示すと、百聞は一見に如かずで、一目で
違いをわかってもらえるので、便利です。
やり方は以下の公式ページを参照してください。
https://filmora.wondershare.jp/guide/split-screen-video.html
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