私が好きな相手には、ストレートに思いを伝えられなかった。

様々な事情があったからである。

そこで考えたのが、ギリギリの告白だ。

「あなたをお慕いしております」と書いてハートの絵文字を添えた。

「慕う」の意味は、恋しく思うことと尊敬などである。

私は、相手に対して両方の思いがあったのだが

、ハートの絵文字を添えたことによって、前者の思いが強いことがギリギリ伝わったと思う。

更に、倒置法を用いたギリギリの告白も考えた。

「あなた、好きです、私はミッキーマウスが」と書いた。

最初のあなたは、呼び掛けの意味で「私はミッキーマウスが好きです」を倒置しているのだが、倒置した文は、ぱっと見「あなたのことが好きです」と見えるのではないだろうか。

私はそれを狙ったし、本当はそう伝えたかった。

どちらの告白法も、苦肉の策で編み出した。

こんなに頭を使ったのは久しぶりだ。

素晴らしい相手は、私にとって手強く、いつまでも尊敬出来る。

素晴らしい相手と出会えた平成最後の夏に、感謝している。