

今年から参加者の大幅増にともない、スタート時の混雑解消と安全確保に備えて陸連登録者と一般参加者のスタート位置が分けられました。私たち一般参加者は公園内道路からのスタート。ゼッケン順に並ぶので相当後ろからのスタートです。去年までの競技場内スタートと比べ華やかさに欠け盛り上がりはいま一つ。
12時10分いよいよスタート。スタートロスは1分30秒。予想通りのスローペースで5千人の大集団がゆったり動き出しました。今年の目標はとにかく「完走」。この暑さではタイムや順位は二の次。
3キロ過ぎ、早くも折り返してきた先頭ランナーとすれ違います。さすがにものすごいスピード。こちら鈍足ランナー、最初の関門5キロ地点まではゆっくりウォーミングアップのつもりでしたが、予想以上に前がつかえて進めなく少し焦りを感じるも設定通りのタイムで通過。
10キロ地点では気温が32度まで上昇。給水地点は給水コップの取り合いでさながらサバイバル状態に。路面に落ちたスポンジを拾って使うランナーも。水を求めてまさに壮絶な闘いです。頭から水をザブザブかぶってオーバーヒート防止と気分転換。
平岸駅手前、職場の部長ご夫妻が応援してくれました。給水をいただき生き返ります。レース序盤でまだまだ余裕の表情です。平岸街道では、家族や両親の声援も受けてペースアップできました。15キロ地点・一条大橋をなんなく通過、沿道から「がんばれ!」の声援に「オウ」と応える。20キロ地点・北24条駅は1時間44分49秒。ここまでは予定通りペースをキープ。ところがハーフを過ぎた辺りからだんだん脚が重くなってきました。ゴールまであと半分、落ち込みをどこまで抑えることができるかがポイントとなります。
新川通で35キロを過ぎた先頭集団とすれ違いました。新琴似一番通りに入ると、単調な直線が続くのと声援も少しまばらで我慢のしどころです。25キロ地点では大幅なペースダウン。ラップは5キロ27分まで落ち込んでしまいました。完走危うしか。しかし、関門閉鎖まで貯金は10分あるはず。気を取り直して腕を振り走りました。
30km関門過ぎ、炎天下で頭痛がしてきました。どうやら脱水症状で軽い熱中症にかかったようです。気持ちが切れかけてきたところ、屈伸運動で一休みしていると、「梅干し食べないかい」と大会ボランティアの方が梅干しの壺を差し出してくれました。この梅干しが効きました。汗で塩分不足になった筋肉の痙攣防止にもなります。おかげで止まりかけたエンジンが再点火。
少年野球の子供たちが一列に並んでハイタッチを求めてきます。彼らと笑顔でハイタッチを交わすことで力が湧き、なんとか35キロ関門を突破しました。最も苦しいこの区間、一緒に参加した友人に追いつき、しばらく励まし合いながら並走。
大通に入りました。テレビ塔が次第に大きく見えます。とうとう最終関門40kmのマットを踏みました。関門閉鎖12分前でした。ここまでくれば完走間違いなし。隣を走るランナーと思わず握手。「やりましたね。おめでとうございます!」
中島公園まで駅前通のラスト2kmは、まさにビクトリーロード。コース一番の大声援を受けてのウイニングランです。完走間違いなしという安堵感から力が抜けたのか、激走の疲れが一気に襲ったのか、まったく脚は上がりません。ヘロヘロになりながら、沿道の皆さんからの温かい応援への感謝の気持ちで一杯でした。
小さくガッツポーズで栄光のゴールゲートをくぐりました。2年ぶりの完走です。久しぶりの達成感で感動しました。フェアウェル・パーティー参加は見送り、仲間と祝勝会のビールは格別でした。飲兵衛ランナーにはこれがやめられません。
しかし、あれから数週間経って本当にベストを尽くすことができたのか、まだまだやれたはずだったという反省ばかりが浮かびます。来年こそ自己ベスト更新を北海道マラソンで達成することを決意しました。
記録
Time Lap
5km: 27:20 27:20 混雑を予想していたが意外とスムースにスタート
10km: 53:13 25:53 下りでペースアップも暑い!
15km: 1:18:59 25:46 キロ5分よりペース上がらず
20km: 1:44:49 25:50 やっと半分
25km: 2:11:53 27:04 脚が重い
30km: 2:40:00 28:07 新琴似一番通り単調な直線が続き我慢のしどころ
35km: 3:09:41 29:41 やばい、完全にスローダウン
40km: 3:38:18 28:37 最後のがんばり、少し持ち直す
FINISH: 3:53:53 15:35 トボトボ歩きに近いが、なんとか完走だ