【固定残業代。 基本給に入れ込むのはリスクあり】 | 【小さな会社の人事・労務の話】

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毎月、残業代を計算するのは大変です。


そこで、毎月の残業代を一律にして支払う方法があります。

固定残業代と言われるものです。


従業員が少なく、実際の残業代より多めに設定していれば問題はありません。


ただ、従業員が増えてきたリ、仕事が忙しくなり、当初設定した固定残業を超えた場合などその都度、超過分を清算していかなければなりません。


よくあるトラブルは、「今まで多めに払っていたので、少しくらい超えても目をつぶるだろう。」と放置するケースです。


やはり、面倒でも毎月毎月超過分は清算する必要があります。


他のトラブルとしては、固定残業代を基本給に含めて支払っているケース。


長期間ほって置くと固定残業代が既成事実として従業員の生活費の一部となってしまいます。

仕事が減少したり、生産性が上がり残業する必要がなくなった場合に、基本給の減ということで印象がよくありません。



対策としては、

①給与明細の備考欄に基本給の内訳として固定残業代〇〇〇〇〇円と明確にする。

②基本給の中に固定残業代が含まれている事の同意を得る。

③就業規則、賃金規程、雇用契約書に基本給の中に固定残業代込みとする内容を明記する。

④固定残業代を基本給から切り離す。


等が考えられます。


いずれにしても、生産性を高めて残業を減らしていくことが肝心ですが。