★★★休職期間満了時の取扱
仮に、業務外の傷病で、休職期間満了時までに、傷病が治らず復職できない場合の話です。
就業規則上で『休職期間満了時で休職事由が消滅しない場合は解雇とする』
となると、休職期間満了時の解雇になり、30日前の解雇予告や解雇予告手当の問題がでてきます。
解雇はあくまで相手方に会社の解雇の意思が到達して初めて成立しますので、満了時点で解雇の意思表示が必要になります。
就業規則に明記されているので解雇できると勘違いしたらいつまでたつても解雇できません。
上記のような場合は、
『休職期間満了時点において求職事由が消滅しない場合は、退職(自然退職)にする』とすれば、解雇の手続き等の話は生じません。