桐野夏生の「ダーク」
ペガサス先生です。
ペガサス先生です。
読んでいないわけがない。
桐野夏生に興味を持ってから、きっと一番に手に取っているはずだ。
だが、図書館でいつも見かけるが借りた覚えがない。
そのうち借りようと思っていただけなのか。
目次や最初のほうを読んでみたが、やはりぴんと来ない。
ほかに借りたいものがなかったから、借りてみた。
とても分厚い本だ。
読み応えが十分にある。
寝床に入り読み始めた。
20ページくらいまでは新鮮に読めたが、登場人物に覚えがある。
その人間関係にも、出来事も蘇った。
そうか、数年前、まだ図書館を利用する前だ。
国語の先生が貸してくれたのだった。
主人公をあそこまで壊すかと話題にしていたのだ。
その前にも「グロテスク」や「OUT」を読んでいたが、更に興味を持つきっかけになった本だ。
翌日返しに行った。
(え?たった一日でこんな分厚い本をよんだの?)なんて思われないだろうかと、勝手に想像した。
だからなんだ、ってことだが。
宮部みゆきに手を出してみようかと(別に交際を申し込むわけではない)
過去に何冊か読んだことがあるが、全体的なストーリーはおもしろいのだが、どうも文章が入ってきづらい印象がある。