勉強が得意になる秘訣の一つには、家族の協力がある。
ご飯を食べながらでも、あるいはお手伝いをしているときにでも、あるいはお迎えの車の中ででも「東大寺を作った天皇は?」「平安京を作った天皇は?」などと質問してあげる。
聖武天皇、桓武天皇
そのときには「あー」となる。
でもまた忘れる。
ここで大事なのは毎日のように何度も同じ質問を繰り返してあげることである。
最初は覚えていなくてもだんだんいやでも覚えてしまう。
覚えていないといけないんだということを意識させることが大事なのだ。
まとめて一気にたくさんのことをやってもいけない。
ちょっとずつ増やしてあげることなのだ。
勉強を終わった後に確認してあげることも良い。
何も答えられなかったら、この勉強時間は無駄だったね、となる。
勉強はしたが点数が取れない子の多くは、意識をして暗記しなければいけないということに気付いていないのだ。
つもり学習で終わってしまっている。
私がいつも生徒たちに言うのは「勉強をしたかしなかったではない。覚えたか覚えていないかなのだ」と。