頭の良い子に育てるポイント3は2回で終了!!と考えていたのですが、大切な部分もありますので、番外編を設けました。
お付き合い頂けると嬉しいです
さて、前回の最後に、「何で勉強しなきゃいけないんだぁ~っ!」とお子さんに質問されたらどう答えるかを考えて見てください、とお伝えしましたが、皆さんの回答はどうなったでしょうか。
「将来困らないため。」
「良い大学(高校)にいくため。」
「好きな仕事を選べるように。」
「テストで良い点数を取るため。」
などが良く聞く回答かな、と思うのですが、いかがでしょうか。
しかし、残念ながら上記の回答はどれも理想的ではありませんし、事実でもないと思います。
では、人は何故勉強する(学ぶ)のか。
その答えは、「人は何故生まれてきて、何故生きるのか。」という問の答えにもなります。
ちょっと話が宗教的、哲学的な感じで大きくなってきましたが、もう少しお付き合い下さい。
人は何故生まれてきて、何故生きるのか。
答えはずばり、「人は、人を喜ばせるために、人の役に立つために生まれてきて生きる。」です。
しかし、残念ながら、人は生まれたままの能力では、誰かの役に立つことができません。
(ごくわずかな、天才と言われる人々以外は。)
だから、人は生まれてきた使命をまっとうするために、人の役に立つ自分、社会に貢献できる自分になれるように、知識や技能を身に付ける=学ぶ のです。
人の役に立つ、人を喜ばせるという「生きている使命」を達成するために、自分を高める、それこそが学びなのです。
学校の教科で、技能教科と言われる教科は必要ない、面倒くさいなどという子どもがよくいますが、何故技能教科を学校で実施しているか、この学ぶ理由を理解していれば納得です。
なぜなら、子どもたちが「どんな才能を有していて、何で人の役に、社会に貢献できるのかを調べる」のが義務教育の期間なのです。
数学は苦手だけど、走るのは得意。全然オッケーですよね。
将来はオリンピックに出場して世界中の人に勇気と感動を与えるかもしれない
社会は無理だけど、美術は大好き!最高ですね。
宮崎駿監督のような凄いアニメ監督になるかもしれない
要は、学ぶことは大切ですが、「主要5教科ができないとダメ!」というわけではない、ということです。
さて、ここまで読んで頂いて、ゲームやマンガを取り上げてはいけないもう一つの理由、何となくわかりましたでしょうか。
今回はここまでですが、次回は2つ目の答えを書いていきたいと思います
よろしければ、また次回もお付き合いくださいね!