またまた間が空いてしまいました・・・w

 

最近ちょっと公私に渡り忙しい感じです。(仕事が忙しいのは、非常にありがたいことです!)

 

さて、前回の続きです。

 

多くの高校生が、志望するような高偏差値の大学に合格できない理由は、「勉強時間」と「学習方法」に問題がある、という話でした。

 

勉強時間に関して、高偏差値大学への進学率80%の私どもと、高校進学実績が売りの大手進学塾との1週間の勉強時間を比べながら、勉強時間が長いと発生する「勉強密度の低下」に関して少し触れました。

 

「勉強の密度」は言い換えれば、「勉強の効率」ですね。

長時間勉強すれば、ドンドン集中力は切れ、また夜遅くなれば、眠くなり、同じ時間で解ける量もクオリティーも下がってしまいますので、短時間に集中して学習を終了させることが大切で、学習は常に「勉強の密度を高めること」を念頭に取り組むべきだと考えます。

 

これが高まると、今まで1時間かかっていたことが、50分でできるようになり、さらには40分でできるようになります

すると、効率アップで稼げた20分を他の勉強時間にあてがうことが可能になります。これを繰り返せば、私どものように、週たった3時間で4教科の学習を実施することができるようになるのです。

(もちろん、ただ勉強時間が短いだけでなく、獲得する点数も大手進学塾と変わらないか、それ以上です。)

 

では、なぜ「勉強密度」が低いと、高偏差値の大学に受からないのか。

 

高校の学習内容は、中学生までの学習と比較して、「2倍量が増え、2倍難しくなる」と言われます。つまり、4倍大変になる!ということです。

 

さて、ではこれを中学までの勉強時間にかけてみますと・・・

 

・大手進学塾=週15時間×4=週60時間!!

 

・ペガサス=週5時間×4=週20時間

 

となりますね。

 

週60時間の勉強って・・・。東大受験レベルの勉強量ですねw ただ学校の授業の補習や予習をするだけなのに・・・。

週60時間は毎日8時間以上ですので、部活動などの課外活動を考えると、実際は実行不可能ですね。

 

中学生までに、長時間勉強法を身に付けてしまうと、勉強の密度が下がり、高校進学後に勉強時間が非現実的な程必要になるので、実際は実行できずに苦手がドンドン増えていき、受験期に時間が足りなくなる。

これが、多くのお子さんに当てはまる流れなのです。

 

余談ですが、ペガサスの高校部では、「4倍速学習」(普通の塾が4回かけて実施する内容を、1回で学びます)を実施していますので、上記の週20時間の勉強時間は、「20時間÷4=5時間」ということで、高校生でも週3時間は塾、あと2時間は自宅学習という流れで、高校の上位の成績を獲得しています。

この「4倍速学習」に対応できるのも、中学生の頃から勉強密度を高めているからなのです。

 

話を戻して、短時間で学ぶ方法を身に付けておくことで、普通の公立高校に進学しても学習にしっかりと取り組めるので、中高一貫校に通っていなくても、浪人しなくても、高偏差値の大学に進学しやすくなるのです。

 

では、なぜ大手進学塾に通う生徒は、長時間勉強しなくてはならないのか。

実は、大手進学塾の勉強法に問題があるのです。

 

では、今回はここまでにさせて頂きます。

 

次回は、大手進学塾の学習方法の問題点に関して、触れていきたいと思います。