今日は授業前に少し。

 

前回までは、頭の良い子を育てるポイント1を書いてきました。

 

まとめると、特に幼児から小4までは、「学校の勉強」という形の学びではなく、「思考力向上」を目的とした学びに取り組むことが重要!ということでした。

皆さんも、是非「思考力向上」に注目してお子さまの習い事を選んであげて下さい!

 

その際、1つ重要な注意点があります。

それは、「思考力向上の習い事」=「小学校の点数アップ」は必ずしも成り立たない、ということです。

(これが理由で、思考力向上系の習い事は敬遠されがちなのですが・・・。)

だって、小学校のテストは、「知識・技術」を問う訳ですから、出題ジャンルが違いますよね。

よって、そうした習い事をさせても、目に見えて効果を感じることが難しく、皆さんは効果を感じやすい公○式や塾に通うわけですよね。

でも、そこはじっと我慢です!言うなれば、10歳までは良い土台作りの期間です。結果を急いではいけません。後々しっかりと考えることができるお子さまに育ちますので、安心して見守ってあげて下さい。

 

そして、ポイント1の最後に、集合型の進学塾でも高得点を取る生徒がたくさんいるけれども、それは私達の取っている点数と「内容」が全然違うものなのだ、とお伝えしました。

勉強という部分に則して言うと、思考力がしっかりと付いているお子さま=応用問題を解ける=中学校でも高得点を取れるお子さま、となるのが普通なのですが、実はそうとばかりも言えないのです。

 

さて、ここからがポイント2、「勉強を長くさせてはいけない!」に関係してくるのですが、小学生の場合と、中学生の場合で理由が少し違います。

 

まずは小学生の場合

 

世の中のお母さま方は、お子さんが机に向かって勉強していると、なぜか凄く嬉しい気分になりますよね

「勉強頑張った、えらい!」となりますよね。長く机の前に座っていればいるほど、満足ですよね。

なぜでしょうか。

私は、自分の子どもにも、小学生の間は「勉強ばかりしていると、馬鹿になるよ。」と言って、遊びを推奨していました。

 

ここまでの話をきちんと理解して頂けている方なら、納得して頂けるのではないでしょうか。

 

だって、小学校の勉強は「知識・技術の習得」だから、思考力がアップしにくい勉強なんですよね。

それに時間をたくさん使うなんて、はっきり言って時間の無駄、ですよね。

ですので、勉強は長時間やる必要はないのです。と言うより、勉強に時間を使えば使うほど、思考力向上につながる経験や遊びの時間が削れるので、むしろ頭が悪くなると言っても過言ではないですね。

 

勉強は短い時間で終わらせる!それが美学ですw

 

今日はここまで、です。

 

まとめると、小学校の勉強はやってもやっても頭が良くなる種類の勉強ではないので、短い時間で終わらせよう!ということですね!

 

次回は、「勉強を長くさせてはいけない!」の中学生編です。