今日も昨日の続きです!
日本人の英語力は8年連続で低下中・・・
なぜか?英語を学ぶ方法を間違っているからなんです
「小さい頃から英語学習に取り組ませたい!」というお母さまの気持ちもあり、子ども英会話教室のようなところで英語を学習される方が増えてきていますが、その方法ははっきり言ってお薦めしません。
英会話を選ばれる方は、「英語は語学だから、日本語同様、触れているうちにできるようになる!」という考えだと思うのですが、これが大間違いなのです。
「触れているうちに」と言いますが、日本語は朝から晩までずっと触れ続けて、自然に身に付けるのです。
英会話教室に週1回通うだけで、「触れているうちに」と考えて良いのでしょうか。もちろん答えはNOですね。
触れているうちに自然と身に付けるには、朝から晩まで英語に触れられる環境に身を置く必要があります。
ですので、「英語圏で生活する」というのは、触れているうちに英語を身に付ける正しい英語の習得方法なのですが、週1回の英会話による英語習得は、残念ながらお金の無駄遣いでしかありません。
もっというなら、英会話の講師の方は気さくな外国人。子どもが一生懸命発している英語に対して、基本的にポジティブな対応をします。
噛み砕いて言うと、子どもの英語が文法的に間違っていても、「OK!」「Good!」「Excellent!」という対応。だから、正しい英文法も身につきにくいのです。
正しい文法を身に付けていないと、まともにコミュニケーションとれませんよね。流暢に間違いだらけの英語を発する・・・
想像するだけでぞっとしますね
今まで英会話教室上がりの生徒を何人も指導してきました。英文法はひどいありさま・・・
何年もお金を払って学んでいたとは到底思えないレベルであることがほとんどです。
残念ですが、これが事実なのです。
そもそも、英会話教室は、「すでに英語を学習済みの大人」を対象とした学びの場所だったはずです。
「英語は勉強したけど、話すとなると苦手を感じる・・・。」
そういった大人が、文法の上に会話を付け足して学ぶ。それを目的とした教室だったはずですが、そこにいつの間にか、英語未経験の子どもが通うようになってしまったのです。
ですので、そもそも未経験者が英語を身に付けることを目的とした学びの場ではない、ということになります。(個人的見解です)
もちろん、現在では子ども用のカリキュラム等確立はされているでしょうが、そもそも触れる頻度が適切ではないので、焼け石に水ですね
ということで、英語は基本的に「英文法を通じて身に付ける」が正解かな、と思います。
今後は、日本の少子高齢化が進み、企業は必ず海外で活路を見出そうとします。今までとは桁違いに英語の力を要求されることになるでしょう。小学生3~4年生程度からは、英語の学習に取り組み始めるべきかと思います。
ペガサスなら、そういった年齢層のお子さまも安心して英語学習に取り組めるカリキュラムがありますので、是非ご相談下さい。
最後に、年単位で英会話教室で勉強しているお子さんが、本当に英語を理解しているか、簡単に確認する方法があります。
「あなたはピアノを弾きます。」
上記の文を英語にさせてみて下さい。
もし、”You are play the piano.”としたのなら、危険です。
正しく”You play the piano.”にできたお子さまは、その文を疑問文に変えさせてみてください。
”Are you play the piano?”となってしまったなら、やはり危険です。
今まで学んできたことは、今後の受験英語にはあまり役立たないでしょう。
なぜなら、英語のルールをまったく理解できていないから、です。
心配な方は、是非試してみて下さいね!