昨日観た映画の話をするね。
近くの映画館には 上映出来る場所が2つあって・・・
今 上映してるのは 「陰日向に咲く」と「母べえ」。
昨日は 母も入れて 3人で行ってん。
どっちにするか 迷っててんけどね・・・
母が見たいのが 「母べえ」やったから そっちにしてん。
ちょこっとだけ ”あらすじ”
書いてみるね。
昭和15年の東京。父・母・初子・照美の野上家は
「父べえ」「母べえ」「初べえ」「照べえ」と呼び合う家族。
文学者である父べえが思想犯として捕まり生活が一変。
そんな母娘の前に父の教え子である人物が現れる。
父と母娘の力となり家族を守ってくれる。
やがて一家から「山ちゃん」と呼ばれ大切な存在に・・・
しばらくは父と母娘の間で日記風の手紙のやり取りが
続くのだが そのうちに戦争が始まり父は獄死。
体が弱かった山ちゃんさえも戦争に連れて行かれ戦死。
そして戦争は終わるのだが人々には虚しさだけが残る。
まぁ~ざっと こういう話なんやけど・・・
普通の戦争映画と違って 家族に焦点があたってて
血生臭いシーンは ほとんど無いねん。
家族の暖かさとか お母さんの強さや優しさが
とっても 素直に描かれてる映画やったよ。
さすがは 「男はつらいよ」 を撮ってらした
山田洋二さんの作品やなぁ~って感じやね。
吉永小百合さんも とっても素敵やってんけど・・・
私が ええなぁ~って思ったのは 浅野忠信さん。
「山ちゃん」の役やってるんやけど・・・
純粋で一途な好青年の役を演じきっててよかったよ!
この映画で 監督の山田洋二さんは・・・
戦争に反対することが 国を批判する罪になる。
体が弱くても 戦争に連れて行かれ
原爆症で 亡くなった人たちもたくさんいた。
それって 絶対変やしアカンでしょ!
って言いたかったんちゃうかなぁ って思うねんよ
戦争は絶対アカンよね!
どんだけ「正義や!」ゆうても 人が死ぬのはアカンよ!
戦争を知らない 昭和初期の頃を知らない人たちに
こんなええ時代 ええ家族関係があってんで!
戦争はそんな時代を 吹き飛ばしちゃってんで!
ってことを この映画を観て知ってもらいたいって思うわ。
今日もよかったら プチンとして行ってね!