美しい鳥が唄っている。

弔いの詩を唄っている。

魂が癒えるように。

永い、永い時をかけて、

宿業を、祖の記憶を癒すのだ。


ポーーン。

零時かっきり。


醜い、醜いアナタとアタシの、

なかにも神がいるそうな。


嗚呼、

また紅い鳥が一羽、

方舟のほうへゆくよ。


…誰か、天に召されるのか。


さぁねぇ。

地獄かもしれんがね。



アルビレオの鳥に尋ねても、

弔いの唄を唄うばかりさ。



わたし、案外シアワセかも。

よく不安や孤独感に襲われたり、

我が国への信頼も、

未来の保証も危ういけれど。

とりあえず、

とーちゃんもかーちゃんも元気だし、

べつに裕福じゃないけれど、

手に職つけて、

好きな仕事でなんとか食ってる。

べつにもう、

すごく若いわけじゃないけれど、

昔よりずっと綺麗になれた。

頑張れば肌も蘇る。LOHAS万歳。

あとは、もうちょい生活力つけて、

惚れた男をGetだな☆


と、思っておこう。



いつも一緒なのは、

林檎印的音楽再生機器。

嗚呼、

左右に嵌めたるEarphonesから、

素敵な音の洪水。

脳髄まで満ち溢れる。

陶酔に閉じたる瞼を開く。

パヒューーン☆

左右の眼から瞳から虹彩からも、音楽☆

音、音、音…☆


そら、聴いて御覧よ。

海辺の綺麗な貝殻に、耳寄せるように。


聴こえるだろう。狂人の調べが。


気が触れても、抱きしめていて。