水晶の原石の中を

じっ、と覗いてみる。

たくさんの亀裂から

虹が見える。

綺麗だな…。


クリスタル、プリズム、レインドロップ。


君のハートの傷も、

いつの日か、

虹を放ちますように。


傷ついたら痛いけど、

ほら、もっと素敵になってく。


クリスタル、プリズム、レインドロップ。


太陽も僕も、

君が好きだよ。



女の子は、死んでしまいました。

お話は、これからなのに…?

けれども、

とても安らかな表情をしていました。

それはもう、ずっと、ずっと、

欲しくて仕方がなかったものを、

やっと、やっと、

得ることができたからです。

本当は、その歓喜のなかで、

もっと、もっと、

生きていたかったけれど、

あまり長くは続かない。

と、薄々感じていましたし、

もし、それを失ってしまったなら、

きっと、

堪えられない苦痛に襲われる。

そして、それに苛まれ続けることが、

本当に怖かったのです。


自ら命を絶つということは、

神様に逆らうみたいで、

後ろめたかったのですが、


私は、

物語のなかでは、逆らいたかったのです。





いつもは相手にしないのに 
こんな夜ばかりどうしたの
外の雨 それとも淋しいの 
ぐっしょり濡れて 夏の虫

あんたはいつも気まぐれで 
わざと騒ぐのは空元気
そうしなきゃ みじめになりそうで 
やってくるのを知ってるよ

あんたがよけりゃ 一緒に暮らそう
私なら 行く宛ても帰る宛てもない
抱けばつまらぬ 体だけどさ 
逃げたりしないよ

いつもは足音 荒立てて 
やってくるのにどうしたの
抱かれたら 私も冷たいよ 
体を拭いて 夏の虫

一緒に死のうって話なら 
私は別に構わない
私ならそう言うの わかってて 
今夜も会いに来たんだろ

あんたがよけりゃ 一緒に暮らそう
賑やかな毎日が あるだけましさ
派手な暮らしは 出来ないけれど 
逃げたりしないよ

あんたがよけりゃ 一緒に暮らそう
私なら 行く宛ても帰る宛てもない
抱けばつまらぬ 体だけどさ 
逃げたりしないよ


逃げたりしないよ




作詞:中村中  作曲:中村中