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音楽史にとって重要な2人の作曲家
「楽聖 ベートーベン」クラシック音楽の歴史上において
特に重要な役割を果たした作曲家
古典派からの音楽史に多く影響を与え
モーツァルトの後輩にあたる
人々は その重要さを讃え 「楽聖」とも呼んだ
ベートーベンは 古典派を代表するドイツの作曲家である
1770年から1827年に56歳で他界するまで
数多くの曲を作り 葬儀の際にも
3万人もの人々が集まって 見送ったといわれている
同じく古典派の代表するもう一人の作曲家「モーツァルト」
謎多き作曲家であり
謎の伝説が多く残っている
死の真相もはっきりせず
遺体も行方不明となり
埋葬に関しても誰からも見守られず
どう埋葬されたのかさえはっきりしなかった
この2人は 同じく音楽史の甚大な重要度を持ちながらも
音楽の性質、生涯、そして最後の瞬間に至るまで
まるで対照的な存在として 語り継がれてきた
ベートーベンは20代後半から耳の病を患い
40歳頃からは 完全に音を聞くことはなくなった
しかし 私たちの知るほとんどのベートーベンの
有名どころの曲は すべて耳が悪くなってからの曲である
彼は 耳が聞こえなくなってからの作曲法として
指揮棒を加え それをピアノを当て
その振動で音を頭の中に作り出し作曲を続けていた
これは現代の骨伝導システムを連想させられる
ベートーベンの耳には ステージに向かい音楽に対して
割れんばかりに贈られた 聴衆の拍手は聞くことができたのだろうか
標題の付いた音楽
ベートーベンは交響曲を9曲 生涯で作曲した
そのいくつかに 題名がついている
ベートーベンのよく知られた交響曲にして
兄弟関係にあり 似て否なる対照的な2曲がある
精神性が強く緊張感あふれる 5番の交響曲「運命」
自然の明るさ解放感を感じさせる 6番の交響曲「田園」である
クラシック音楽では 「絶対音楽」と「標題音楽」というものがある
「絶対音楽」が純粋に作者の中で作られたのに対し
「標題音楽」は 何かの情景描写や
文学・絵画などと関連付けられ
標題をつけられた音楽を指している
ベートーベンの交響曲で ベートーベン自身が標題を付けたのは
6番の交響曲である「田園」の1曲だけである
しかし これで「標題音楽」とするか否かは人の解釈により異なったりする
ベートーベン自身はこの曲に関して
「田園を描写したものより 感情を表現したもの」 と言っている
いずれにせよ 「運命」も「田園」も
音楽的な価値の高い作品であることには変わりはない
この「田園」もまた 特殊な作りの曲の1つに入る
5つの楽章で構成され それぞれに標題がついている
さらに 特定の楽章にしか使われない楽器があったりする
曲に対して あまり標題をつけなかったベートーベンが
この曲に関しては 細かく標題をつけており
ベートーベンにとって この曲は特別な意味もあったのかもしれない
印象的な旋律から始まるこの「田園」自然の優しい解放感にあふれ
のどかで平和な風景を連想させられる
聴いていても安心できる1曲である
第1楽章「田舎に到着したときの愉快な感情の目覚め」
第2楽章「小川のほとりの情景」
第3楽章「田舎の人々の楽しい集い」
第4楽章「雷雨、嵐」
第5楽章「牧歌 嵐の後の喜ばしい感謝の気持ち」
それでは
ベートーベン作曲「田園」から
第1楽章 「田舎に到着したときの愉快な感情の目覚め」 を聞いてみましょう


