あなたとはじめてあったのは中3の5月。
わたしが一人で夜の公園で悲しんでるとき、どこからかやわらかく涼しげな音が聞こえた。
わたしはそしてあなたと出会った。あなたはなんだかさみしそうにしていた。
はじめて会ったはずなのになんだか懐かしかった。
自分自身で勝手に想像であなたの思っていることを耳にしているのかわからないけど、言葉がたとえなくてもこれだけでもわかる。
わたしを励ましてくれてるんだって。
次第にあなたとは毎日会話をするようになっていた。
あなたが悲しんでるときはわたしが言葉をかわし、
わたしがあやまった道に進もうとすると、止めてくれた。
わたしは何度あなたに救われたことか。
あなたと出会わなければ今のわたしはここにいない。
次は絶対にわたしがあなたを守ると決めた。
しかし、わたしは守ることができなかった。
気がついたらあなたの姿が消えていた。
わたしは最初は涙も出なかった。
何がおきているのかわからなかった。
わたしは何日かあなたのもとに行った。
しかし、次第にあなたの残した影はなくなっていった。
ついにわたしはとり残された。
わたしはあなたを守れなかった。
あのとき、心に決めたはずなのに、守れなかった。
わたしは悔しくてだんだん涙がでてきた。
あのとき、約束したのに。守れなくてごめんなさい。
わたしは自分を責め続けた。
ある日わたしはあなたのいた場所に近づいた。
するとあなたの影がほんの少し残されていたのだ。
わたしはあなたに触れた。
ひたすらあやまった。
しばらくすると、
あなたがいなくなった日の映像が頭に入ってきた。
そして、あなたがわたしに最後にメッセージを残していた 。
今までありがとう。 きっとまたいつか会えるよ。
わたしはきっとあなたに恨まれてると思っていた。
胸のもやもやが一瞬ゆるんだ。
わたしはあなたに届くかわからないけど、大きな声で逝った。
こんど生まれ変わったら、こんどこそきちんと声を出して話がしたい。
そして次は絶対に守るから。それまで待ってて。
わたし強くなるから。
わたしは気づいたら泣いていた。
あなたがいなくなってから息が苦しくてさみしいけど、
わたしはあなたにいっぱい助けてもらったから、
こんどは自分で乗り越えるよ。
本当にありがとう薫。