発達凸凹息子を育てている

発達凸凹シングル母です。

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一昨日の金曜日は、今年度最後の、息子の通信制高校の特別活動の授業がありました。


Zoomでのオンライン授業です。


特別活動は、大きく分けて3つ、

・マインドフルネス

・キャリア

・進路

…とありますが、金曜日のは、マインドフルネスの回でした。


この回はいつも、マインドフルネス瞑想から入ります。


よい授業なので出させてやりたくて、前期には、息子が切り替えができないのに無理に出させようとして、失敗してしまったこともあります。


最初の頃は、息子は、自分の考えを話したり書くことができず、授業についていけず、乗り気じゃない感じでした。


2人組になった時も、4人くらいのグループでの話し合いも、だまーってしまっているので、療育センターの先生にも相談したりして、まずは、

「とりあえず、最初に『よろしくお願いします』だけは言うようにしようよ!」

と、息子に話しました。


息子もそれは自覚はしていて、進路の回の、話し方について振り返る場面で、自分の目標として、「『よろしくお願いします』と言う」ということを、書いていました。


それから、少しずつ、挨拶から話せるようになって…


自分の意見が言えるようになったのは、後期から、哲学部ができてバーチャルキャンパスで意見を言うようになったことと、これまた後期、文化祭の企画に携わって、バーチャルキャンパスで話し合ったりしたことが、大きく影響をしていると思います。


マインドフルネスの授業を通して変わったところもあるかもしれませんが。


とにかく、最近は、

「あと〇分ですが、どうしますか?」

と言ったり、

「自分が発表したいです。」

と言ったりすることが増えていました。


…発表者はみんなの意見を吸い上げてまとめて、こんな意見があったと言わないといけないのに、初めは、自分の意見だけ発表してしまったりしていて、、、

それも、回を重ねて、

「これは自分の意見ですが、ほかにもこういう意見がありました。」

と、言えるようになってきました。


クローバークローバークローバー


そして、最後の一昨日の授業。


最初のグループワークでは、どのコンビニが好きか、その理由も述べるという、軽い話題でした。


そのあと色々お話があって、今度は、グループで意見を出し合い、多数決ではなくて、グループの意見をひとつにまとめるというテーマが課されました。


話し合う内容は、ざっくり、こんな感じです。

――――――――――――――――

「ある小学校の男の子が何度か万引きをしていた。いつもおにぎり3個だった。Aさんは、それを見て、見逃した。ある日店長に、男の子を捕まえるように言われた。Aさんはそれでも捕まえなかった。店長はAさんに、何故か問い詰め、訳を言わないならクビにすると言ったが、Aさんは訳を言わず、クビになった。実はAさんは、男の子が最初におにぎりを盗んだ日に仕事の帰り、男の子を見かけた。男の子は妹におにぎりを分けていて、その子らの会話から、男の子の母親は病気で働けない状態で、父親は亡くなってていないということがわかったのだった。」

…という内容でした。

――――――――――――――――


この中で、誰が悪いか、理由とともに順位を述べるという課題でした。


まず、それぞれで考える時間をもらってから、グループで話し合いました。


最初の話し合いでまとまらなかったグループがいくつかあったので、3分延長されました。


多数決では決めないようにとのことでした。



息子のグループでは、息子と同じ意見の人が3人、反対の立場の意見の人が1人いました。


話し合う時に、それぞれ、理由と順番を話していました。


それで、グループとしての順位を決めるという時に、どうしようか?となって、息子がメモを見ながら、

「メモを取っていたら、Aさんが1番悪いという意見が3人いて、店長が1番悪いという意見が1人いますけど、どうしますか?男の子が2番目というのは、いいですか?」

などと言って、意見をまとめようとしていました…もちろん、ほかにも意見を言っていた子はいましたが、息子も、意見をよく言っていた子(Kさん)も、どちらも哲学部で、なおかつ文化祭の実行委員の子でした(しかも、Kさんは、文化祭の発起人)。


結局、Kさんが、発表することになり、

「Aさんが1番悪いという意見と店長が1番悪いという意見に分かれました。男の子は法律的には悪いけど、事情が事情だったので、2番目となりました。」

と話しましたが、そのあと、息子が、

「グループの中では、Aさんが悪いという人が3人、店長が悪いという人が1人いました。」

と付け加え、先生に、

「3人がAさんが悪いと言っていたのに、多数決をしないで、よく話し合ってくれたのですね。」

と、言ってもらいましたニコニコ



グループによって、分かれていましたが、息子のグループでは、

『Aさんがきちんと訳を言うなりして行政につなげることができたら、支援につなげられたかもしれない。Aさんがクビになったあとに入った人によっては、男の子は捕まって困ることになるかもしれない。何も言わずにクビになってしまったAさんが悪い。』

という考えが多かったです。


店長は悪くないと思った生徒たちは、

『店長は、あくまでも店長の仕事をしただけ』

という意見でした。


意見が分かれたのは、

『店長の聞き方がもっと違ったら(問い詰める口調ではなく)、Aさんも訳を言いやすかったかもしれない。それに、Aさんを雇った店長にも、何らかの責任はあるのではないか?』

という人がいたからでした…私も、話をぱっと聞いて、どっちかというと、こっちよりの考えでした。…でも、生徒たちのAさんが悪いという意見を聞いてて、なるほどと思いました。


男の子が法律上悪いことをしたので1番悪いというグループもありました。


店長が悪い…Aさんに任せないで、自分で捕まえるべきだった、というグループもありました。



…誰が1番悪いかを決めるとかが大事ではなく、正解はないとは、最初に言われましたが。

クローバークローバークローバー

この授業で、息子がみんなの意見も聞きながら自分の意見を言うこともできたので、嬉しかったですニコニコ

教材(話し合うテーマ)も、とても面白くて興味深い内容でした。

クローバークローバークローバー

哲学部に入った時は、自分の頭で考えるとか、それを言葉にするということもなかなかできなかった息子。

今は、人の意見も聞きながら、同時に自分も考え、意見を言えるということが、だいぶできるようになってきたように思います。…というか、みんなの意見を、聞きながらメモを取れたのもビックリだし。

この、『同時に』というマルチタスクが、発達障害の特性上、1番難しいところだと思います。
私も未だになかなかできなくて、苦労します💧‬

息子も、自分で色々考えていたら、先生が何と質問されたか耳に入らなくて、
何と言われましたっけ?
と、質問し直して飛ばされるということが、まだまだ哲学部では多いです💦
(哲学をもとに考えて語るというみんなのレベルにはついていけない)
ですが、なんとか、このまま、哲学部も、週に数回は出て、『考えて、聞いて、話す』という訓練を積んで欲しいと思います。

(哲学部は毎日ありますが、都合により出れない日が1回、それ以外に息子の切り替えができなくて出れない日が何日かはあります…哲学部以外にも『哲学カフェ』、毎週ではないけど『戦略的思考実践』という授業があり、みんな同じ先生なので、傍から見ていてこんがらがりそうですけど、鍛えられていると思います。)


また、オンラインという、刺激や情報の少ない状態でのコミュニケーションの練習は、息子に合っていると、療育センターの先生や、医大の心理相談の先生(行動心理学専門)は言われていましたが、その通りだったと思います。

そのおかげで、息子は、絡んだり拘ったりして注意を受けたり叱られたりすることなく、話し合いをする練習をすることができて、成功体験を積むことができたと思います。
(私が傍で聞いてて、思わず口出しして注意をしてしまったことは、特に前期は何度かあったけど💦)


今度の2月のスクーリングは、また少人数なので、なんとかなるかもしれませんが、来年度、もし、正規のスクーリングに行くことになったら、みんなとオンラインの時のようにコミュニケーションがとれるかどうか…?

(後期の正規のスクーリングは、私が手術でついて行けなくなって、多人数だと先生の目が行き届かないからと、あとの転入生向けのスクーリングに回されたのです…転入生向けのスクーリングにも、当初私がついていく予定でしたが、今度は少人数だから、私がついていかなくてもよくなりました。…教務の先生が隣の部屋か同室で寝てくださるそう)


実際に合ったら、がっかりされないか?

そこは、心配です💧‬

少人数のスクーリングで、リアルな同級生とのコミュニケーションに慣れていって欲しいと思います。


最後までお付き合い頂き、
ありがとうございました☆彡