日曜日に花見をしていた友人から『楽しかったよー』との報が届いた。
いいなー。
来年は小生も楽しさの中にいるぞ!と願う。
今年の春は風が強い日が多いように感じる。
せっかく咲いた満開の桜を穏やかに見ていたいのだが
『早く見ろよー』とせかすように風が花びらをさらっていく。
童話『北風と太陽』では風がいくら強く吹いても男性のコートを脱がすこと叶わず、
太陽の暖かな日差しによって男性自らがコートを脱ぐ。
桜もそのようであって欲しい。
風によってムリに、桜の意思なく花びらを散らし減らすようでは情緒が感じられない。
昨日と今日とで桜の姿がだいぶ違うようでは移りゆく時が急ぎ過ぎる。
つまらない。
暖かな春の陽気の中、その役目を終えゆっくりと花びらを落としていって欲しい。
『散り始め』、『散りゆく桜』を惜しむように眺める。
頭上に咲く桜から花びらが舞い降りてきて広げた手のひらに乗っかったりする。
それだけで嬉しくなったりする時がある。
桜の花びらは『ひらり、ひらり』と散って欲しいのである。