9日は午後に錦糸町駅前の「過門香」へ。実は前日に上野のトーハクに行った後、御徒町のとんかつ店まで歩く元気がなかったので、上野駅前のバンブーガーデンというビルにある「過門香」に入ろうとしました。昼にゆりの木御膳を食べたので、夕食は中華が良いかなと思ったのです。ところが、店の前に夕方は16時半~と書いてあるのに、17時前の段階でもドアが開きません。諦めてほかの店を考えたとき、隣のさくらテラスに「梅蘭」という中華料理がありましたが、上野公園から下りてきたばかりなのにまた3階まで上るのも嫌だなと思ってそれも諦めた経緯がありました。銀座に本店がある「過門香」も横浜の中華街を本拠とする「梅蘭」も錦糸町に支店があります。なので、錦糸町で食べれば良いやと思ってのことでした。

で、前日の仇を討つべく、この日は昼過ぎに錦糸町駅前の「過門香」へ向かったのでした。もちろんネットのグルメサイトだけでなく「過門香」のサイトも見て、昼は14時半LOの15時閉店であることを確認した上で、14時くらいに行ったのですが、何とエレベーターで8階に上がると、ドアが開いたところに衝立が立ちはだかっています。が~ん。店に入ることもできません。どうも「過門香」とは相性が悪いようです。近いうちにまた訪ねて解消しておくべきか、このまま一生行かずに終えるべきか、少しばかり悩みどころです。
 

 

 

 

 


仕方ないので錦糸町駅北口側の駅ビルであるテルミナ2内の「梅蘭」に向かいました。この店、存在は知っていましたが、見た目がもうひとつの小さな店なので行かずにいたのでした。今回、上野駅前の店を調べたときに錦糸町にも「梅蘭」があったことを思い出して「過門香」の抑えとして入ってみました。席数が20席にも満たない店で、目の前で4人連れの若者が入った直後でしたが、ちょうどカウンター席に空きがありました。

メニューの特徴は特製梅蘭焼きそばです。普通の焼きそばは麺の上に具が乗っていますが、特製梅蘭焼きそばは具の上にカリカリに焼き上げた麺が乗っているのです。注文したのは特製海鮮梅蘭焼きそばです。出てきた状態の写真を見ると、なんじゃこれ? てな感じですが、中には具が入っています。まあ好奇心を満足させるには良い料理でしたが、メニューの写真に比べると具の材料があまりにも貧弱なのが不満でした。海老は写真では芝海老のように見えましたが、明らかにそれとは違う種類の小さな海老でしたし、アサリも熊本湾で蓄養せずに届けられた痩せた中国産かなというような代物でした。追加注文したワンタンスープは薄味好きの私が味気なく感じられるほどの薄味で、焼き餃子は可もなく不可もなくといった感じでした。特製海鮮梅蘭焼きそばが1617円、サイドオーダーのワンタンスープが200円、焼き餃子は4個で390円、合計2207円ですから、そうそう贅沢を言うわけにもいきません。「梅蘭」については、錦糸町店ではなく、ほかのしっかりした構えの店で食べてみる必要がありそうです。

 

 

そんなこんなでがっかりしつつ一旦自宅に戻った後は、態勢を立て直して新宿へ。バルト9で『ピュア・ジャパニーズ』という映画を見ました。俳優の枠にとどまらない活動を続けているディーン・フジオカが、企画・プロデュース・主演を務めたちょっと変わったアクション映画です。

ディーン・フジオカが演じる主人公のアクション俳優はかつて撮影中の事故で共演者を死なせたことがトラウマになり、現在は日光江戸村で殺陣の演技をするなどしています。偶然に出会った女子高生とその祖父がヤクザの地上げ屋から嫌がらせを受けていることから、ヤクザに立ち向かっていくことになります。暗い陰のあるアクション俳優は、鋭い眼光の背理に狂気を秘めていて、ヤクザとの対決の中でその狂気が放たれていきます。

日本刀を使った対決シーンや格闘シーンなどもふんだんです。単純なアクション映画とは違うのですが、けっこう楽しめるエンタメ映画にもなっています。敵役の坂口征夫は元プロレスラーで、日本プロレスや新日本プロレスで活躍した坂口征二が父とのこと。初めて知りました。

ちなみにピュア・ジャパニーズというのは、日本人度を測定する検査キットという設定です。鼻の中に差し込んで粘膜を擦ると、日本人度合いが測定できることになっていました。PCR検査をおちょくった設定でしょう。都内3館でしか公開されていないマイナーな映画ながら、まずまず面白くて興味深い映画でした。

 

 


映画の後は伊勢丹のデパ地下へ。閉店時間が迫っていてため、惣菜などは売り切れになっているものが多かったのですが、残っているものは割引だったりして。その後で、通ってはいけない小布施堂の前を通ったら、普通なら夕方には売り切れているはずの朱雀モンブランがあるではないですか。これをみすみす見逃して帰るわけにはいきません。このまま捨てられてフードロスになるなら、私が買ったほうが良い、などと自分自身を都合良く納得させて買ってしまいました。相変わらずメチャおいしかったです。この日もジャン=ポール・エヴァンの栗を目的にしていたのですが、こちらは閉店時間が近いというのに行列になっていて諦めるしかありませんでした。
 

 

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