J.D.パワージャパンが実施した2020年日本自動車初期品質調査の結果が発表されました。ホンダがブランドランキングで初の総合1位を獲得したとのことです。
この調査は、新車購入後2~9カ月経過したユーザーを対象に「外装」「走行性能」「装備品/コントロール/ディスプレイ」「オーディオ/コミュニケーション/エンターテインメント/ナビゲーション」「シート」「空調」「内装」「エンジン/トランスミッション」の8分野233項目についてユーザーの不具合経験を聴取するものです。不具合項目はクルマ100台当たりの不具合指摘件数(PP100)として集計され、数値が低いほど品質が高いことになります。
2020年調査における総合不具合指摘件数は、業界平均で100台当たり60になりました。現在の調査項目設計の初年である2014年に84だったのに比べ、6年間で24ポイントも改善しており、2019年調査と比べても6ポイントの改善でした。
2014年以降で最も品質改善が進んだ分野は「エンジン/トランスミッション」で、6.6ポイントの改善、次いで「内装」で(5.4ポイントの改善でした。
逆に、安全装備や先進技術関連では、不具合指摘件数が増加しているものもあったとのことです。2014年に比べて不具合指摘件数が最も増加したのは「車載ブルートゥースでの携帯電話/デバイスのペアリング/接続不良」、次いで「車載音声認識システムが認識しない/誤った認識をすることがよくある」、「車線逸脱警告システム‐スイッチ類/表示が分かりにくい/使いにくいまたは場所がよくない」などだそうですが、これらは新しい機能の装着率の増加が不具合指摘件数の増加につながったと見られています。
調査したほとんどのブランドで2014年よりも不具合指摘件数が減少し、品質の改善が進んでます。特に改善幅が大きいブランドは、MINI(69ポイント減)、ボルボ(56ポイント減)、マツダ(45ポイント減)でした。この3ブランドは品質改善の成果が大きく、2014年調査よりブランドランキングを向上させていますが、以前の成績が悪かったことが改善の理由でもあります。
調査対象になったユーザーによっても品質不具合の指摘数に違いが出ています。同じブランドからの買い替え/買い増しをした層の不具合指摘件数が100台当たり58であるのに対し、ほかのブランドからの乗り換えをした層の不具合指摘件数は100台当たり67となり、9ポイントほど不具合指摘が多かったそうです。この傾向は国産ブランドを中心としたマスマーケットブランドよりも、ラグジュアリーブランドでより顕著だったとしています。
J.D.パワーでは、「自動車メーカー各社の取り組みにより、自動車の品質は明らかに改善している。しかし顧客満足度には伴っておらず、より一層の取り組みが必須である。調査結果からは、新たな品質不具合のテーマとして顕在化しつつある安全装備や先進技術関連機能や、他ブランドからの買い替え層の不具合指摘を低減するための研究が不可欠である。これらの問題に対する解決策を市場に呈示していくことが、競争優位戦略への第一歩となるであろう。2021年には本調査を含めた品質調査に関する調査モデルの見直しを含めた設計変更を行うことで調査内容を強化していく予定である」と指摘しています。
なお、セグメント別ランキング上位は以下の通りです。
●軽自動車セグメント
・ムーヴキャンバス(ダイハツ)
・N-BOX(ホンダ)
・ミライース(ダイハツ)
●コンパクトセグメント
・ホンダ フィット
・ソリオ(スズキ)
・パッソ(トヨタ)
●ミッドサイズセグメント
・XV(スバル)
・シャトル(ホンダ)
・プリウス(トヨタ)
●ミニバンセグメント
・ノア(トヨタ)
・セレナ(日産)
・ヴォクシー(トヨタ)
19日はとんかつを食べに人形町へ。「富士き」(キは漢数字の七を3つ重ねてキと読ませています)という大正浪漫というか昭和モダンを感じさせるようなとんかつ屋さんですが、経営しているのは紅虎餃子房などを展開している新興外食産業の際コーポレーションで、特に古い店というわけではありません。ただ、骨付きとんかつというメニューがあるのを知って、まだ食べたことがなかったので食べに行きました。際立ってお勧めというほどではありませんでしたが、まあまあでした。この店に行く途中、良さそうな店を見つけてしまい、また近いうちに人形町に行かなきゃならなくなりました。
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