
この週末に見たのは「ファントム・スレッド」と「50回目のファーストキス」の2本でした。いずれも公開中の映画で、新宿武蔵野館とTOHOシネマズ錦糸町で見ました。
●ファントム・スレッド
1950年代のロンドンを舞台に、貴族や欧州各国の王族などに向けで洋服を仕立てる天才的なデザイナーが、若いウエイトレスおアルマを見初めて自分のアトリエに招き入れます。彼女に合わせた服を何着も作るのですが、天才肌の仕立て師は彼女に対していろいろと指図するため、彼女は段々に耐えられなくなって行きます。
1950年代のロンドンを舞台に、貴族や欧州各国の王族などに向けで洋服を仕立てる天才的なデザイナーが、若いウエイトレスおアルマを見初めて自分のアトリエに招き入れます。彼女に合わせた服を何着も作るのですが、天才肌の仕立て師は彼女に対していろいろと指図するため、彼女は段々に耐えられなくなって行きます。
過去に同じような立場にいた女性は仕立て師の元を去って行きましたが、アルマは一計を案じます。それは恐ろしい企みでもあるのですが、ある意味でひとつの愛の形でもあります。
アルマと仕立て師との関係だけでなく、仕立て師の保護者のような姉との関係なども含め、微妙なバランスの上に立っています。こうした関係性などがなかなか興味深く描かれていました。
今年のアカデミー賞でいくつかの部門にノミネートされ、衣装デザイン賞を受賞しました。
●50回目のファーストキス
ハワイで天体観察をしながら天文学者を目指す青年は、ふだんは日本人観光客向けのツアーガイドをしています。そんな彼が朝食を食べに立ち寄ったレストランで出会った女性は特別な存在でした。交通事故で頭部に傷害を受けたため、記憶が一日しか持たなくなってしまったのです。一日のことを忘れてしまい、翌日はまた同じ日を繰り返す毎日です。なので、出会った最初の日はそこそこうまく行っても、次の日に出会ったときは「あなた誰?」になってしまいます。
そんな事情を知った上で、毎日、自分を覚えていない彼女に一途に愛を告白し続けます。彼女に記憶に障害があることを知らせることで、二人の愛は新しい展開に入りますが、彼には天文学者としてワシントンで働く夢があります・・・。
こんな風に書くと純愛映画のようですが、単純な純愛映画ではなくコメディタッチの部分も多く、楽しく見られる映画でした。こんな感じのコメディなら、私もけっこう楽しめます。主演は、山田孝之と長澤まさみです。山田孝之は「ウシジマくん」などでのこわもて役が印象的だったので、恋愛映画の主演が務まるのかと思ったら、まずまずうまくこなしていました。長澤まさみは美人ですが美人過ぎないのが良いところで、コメディもこなす力があります。
見る予定のなかった映画で、ほとんど先入観なしで見ましたが、意外な拾い物という感じで楽しめる映画でした。
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