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17日は早起きして岐阜県各務原へ。本当の目的地は可児市の湯の華市場でした。その近くで水素を充填できる場所を探したら先に土岐市の水素ステーションが見つかったのですが、そこが休業中とのことで同じ清流パワーエナジー系列の岐南ステーションに行くことになりました。

良く考えずに決めてしまったのですが、各務原は名古屋や小牧を越えてさらに先でしたから、けっこう遠くてやや失敗でした。こんなことなら手前の豊田ICの水素ステーションに立ち寄ったほうが良かったという感じでした。

ただ、錦糸町からの距離が388kmで、前日に充填して40kmほど走ったミライの航続可能距離は391kmと出ていたので、あまり考えずにそのまま向かうことにしました。走っている間に燃費で稼げば航続距離に問題はないとの計算です。実際、到着時点ではエンプティランプが点灯していましたが、まだ60km走行が可能と出ていました。本当にぎりぎりということなら、60kmを走った後でさらに70kmくらいは走れるらしいですが、まあそこまで勝負するのはリスキーです。

岐南ステーションはトラックによる移動式ながら何と80Mpaに対応していて、ここで充填するだけで東京まで帰れることが分かりました。72Mpaだったら東京までは無理だから静岡あたりで充填するしかないなと思っていたのですが、途中充填の必要がなくなりました。

電気自動車の新型リーフが400km走れるようになったとしていますが、これはJC08モードで走った場合のこと。実力値はその5~6割だとすると、200km~240km程度です。それに比べるとミライは実力値で400km以上を走れますから、実用性には大きな違いがあります。

今は世界的に電気自動車への流れが強まっていて、今月末に始まる東京モーターショーでも電気自動車の出展が多くなりそうです。でも、クルマとしての使い勝手を考えたら、純電気自動車はどうかなと思います。まぁ、燃料電池車にも課題はいろいろありますが・・・。


前置きが長くなりましたが、可児市の湯の華市場に行ったのは「さよりめし」を食べるためです。今年6月に埼玉県小川町の二葉という老舗旅館で「忠七飯」を食べました。この忠七飯が日本五大名飯のひとつとされていて、残りの4つのうちのひとつに可児市の「さよりめし」が入っています。今年のテーマに日本五大名飯の制覇を考えているので、この日に食べに行ったわけです。

写真は買ってきたお弁当ですが、混ぜご飯の上に味噌で味付けしたさんまが乗っています。さんまなのにさよりめしというのは妙な感じを受けるかも知れません。海なし県のひとつである岐阜県ではその昔、海の魚に対するこだわりが少なく、細長い魚はすべてさよりと呼んでいたとのこと。そのためさんまを乗せたご飯がさよりめしになったとのことです。

日本五大名飯のひとつとはいえ、凄い料理というほどではないため、最近は可児市でもやや廃れ気味になっています。今回、私がさよりめしの情報をたどったときも、かつてはやっていたが今はやっていないというところが多く、途方に暮れそうになりました。

何とか伝を頼って湯の華市場を見つけたのですが、さよりめしを販売しているのは週末だけとのことでした。それに対して少しばかり無理を言ってこの日に提供してもらいました。湯の華市場の支配人の大坪さんは、「伝統ある料理なので何とか普及させたい」としていました。


東京から各務原~湯の華市場と順調に進んだ上、帰りに静岡で水素充填をする必要もなくなったので、時間にけっこう余裕ができました。この時間をどう使うかと考えて、帰る途中でにトヨタ博物館に寄ることにしました。突然ですが電話を入れるとカタログを引き取っていただいた学芸員の川島さんもおられるということだったので、トヨタ博物館に立ち寄りました。

川島さんとお会いしてひとしきりなごんだ後、館内をひと回りしました。トヨタ博物館に来るのは3年振りか5年振りか、いずれにしても久々です。以前は本館の2~3階は日本車と外国を分けて展示していましたが、今は歴史をたどる形で日本車と外国車とを一緒に展示していました。

このようにすると、歴史の浅い日本車が不利になりそうですが、日本にも山羽式自動車というのがあって1904年に日本初の自動車として作られた歴史があります。トヨタ博物館には5分の1スケールモデルが展示されていました。山羽式蒸気自動車については文章で読んだことはありましたが、形は知りませんでした。今回、展示を見て確認できました。3階にはミライにつながる燃料電池車のコンセプトカーが展示されていました。デザインやパッケージングの面でもミライにつながるような印象がありました。

このほか新館で開催されている「まつやまたかしイラスト展」や書籍やカタログを閲覧できるライブラリーなども拝見して、トヨタ博物館を後にしました。

帰りは途中SAで仮眠を入れるなどした後、せっかく静岡まで来たのだからと三島の桜家といううなぎ屋にも立ち寄り、東京に戻ったのは20時過ぎでした。

この日は十数時間に800kmの距離を走ることになったので、けっこうくたくたでした。錦糸町に戻った後はひと眠りして明け方にブログを書いていました。

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