2012年春から劇場公開中だったアニメ『宇宙戦艦ヤマト2199』が、2013年春からTV放送され、それも最終回の放送を完了。ようやく見ることができたので、感想を。
不満は…ないっ。まさに理想的なリメイク版ヤマトだったと思う。
ヤマトの新作プロジェクトは、2000年代初頭くらいから話題としてあったけど、なんかgdgdしまくってたし、肝心の復活篇もヘンテコなデキのままで終わったし、挙句に裁判で正式に原作者と認められた西崎義展氏も亡くなったりと、かなりの紆余曲折があったようだ。
そのせいもあって、リメイン新作のヤマトが公開されると聞いても「またどうせガッカリものなんだろうよ」と全然期待してなかったし、公開しても観に行かんかった。
が、評判を聞くと「かなりエエよ!!」と大好評で、誰かが「論理的なヤマトになってる」と妙な評価をしていたんだけど、それでもいろいろとあって見に行けなかったら、TV放送してくれることになり、ようやく見ることができた。
で、観てみて最初の感想は「隙がない作品」という感じ。作画も音楽も演出も設定も、時間をかけて用意出来たこと、スタッフがヤマトのファンばかりだったということもあり、旧作のファンを裏切るどころか、感嘆してしまうほどよく練られたものになっていたな。
実は、総監督が出渕裕氏と聞いて「庵野の方がいいかも」とか思っていた。一時期、そんな話もあった記憶があったので、なんとなくそう思っていたんだけど、実際の作品を観て、「やっぱりヤマトが大好きな人が仕切ってくれてよかった」としか思えなくなったね。意外性はかけらもないけど(原作者などとの約束とか縛りがあった模様)、堅実に土台を固めて、緻密かつ精密にすべてを積み上げた的な印象を受けたなぁ。
その他のことについては、もういちいち言及しなくても、ってかいろいろと褒めなきゃいけなくて書くのが疲れてしまうくらいなんで、大割愛(^-^; もうすべての面で大激賞しておきます。特に作画と設定ね。素晴らしかったよ。もうTVアニメのレベルじゃないね(元々劇場用だったし)。
ただひとつだけ不満のは大筋のストーリーね。古代と森雪のラブストーリーはいささか大味なのこと。最後の森雪復活も、リアル基調でやってきた今作としてはファンタジーに過ぎた気もするし。
あと、ガミラス側が背景とかも含めてボリュームアップしてキャラクターも増えたけど、肝心のデスラー総統の心理面描写や真の目的、その後とかも含めて結構不満が…。せっかくの山寺宏一を起用したのにね(10年前なら、彼が古代進をやってたかな)。
なんか最終回のラストアバンで、完全新作劇場版アニメが来年公開とか。内容とかは全然告知されてないけど、地球帰還後のヤマトやデスラーの話になるのか? それとも、本作を2時間強くらいに再編集して新作カットを加えたもの(完全新作じゃないけど)になるのか。ワクワクもあるけど、ちょっと不安もある話だなぁ(;´Д`)
ただ、公開されてきた情報とかで期待できそうなら、今度こそ映画館に足を運ぶかな!? 実は、映画を見るのは苦手だったりするんだけど、たまにはいいかもね。