2012年秋から2クール放送していたTVアニメ『リトルバスターズ!』を見終わったので、いつものように愚にもつかない感想を、と。
…微妙すぎる。なんという雰囲気アニメだ。
原作はおなじみエロゲ界の雄・KEYブランド原作のゲーム。割りと最近発売されたような気がしていたが、Wikipediaとかで確認したら2006年発売のゲームだった…。しかも全年齢版。その後、18禁版やらPS2・PS3・PSPにVITA版まで発売してたから、あまり昔のゲームって気がしなかったのかもしんない…。ちなみに、オレはKEYのゲームは『Kanon』以降はやってません。
で、原作の知識がゼロの状態で観始めたのだが…、葉鍵系らしい日常の楽しそうなシーンばっかり延々と続いて、特にハーレムにもならず、そこそこシリアルになって、結果的にナニも変わらず終わってしまいました、チャンチャン。まぁゲームのテーマは友情らしいのだが、ちょっとファンタジー色が強すぎてついてない感がパネェっスわ。
日常がベースとなる友情と恋愛話なら、舞台が大学だけど『げんしけん』みたいなのがあって、一部のファンタジー(非ヲタ美女の咲ちゃんの存在)があっても「あるある」話が多くて、共感したり、裏山な話があったりしてそこそこリアル感もある。が、リトバスは「こうだったらいいなぁ、理想だなぁ」的な話が延々と続くので、正直鼻白むし、なんか別の惑星の話みたいな印象になっちまうわ。ゲームだったら、まだいいのかもしれんが、アニメだとねぇ~。
もっとも、ホントの本編は第二期のRefrainなんだろうけど。
アニメ制作は、KEY原作はここしばらくは京アニと東映の両体制だったんだけど(オリジナルアニメ『Angel Beats』はP.A. Works)から、今回からはJ.C.STUFFに変更されてます。京アニ版アニメと比較すると、個性らしきものが消えて、ごくフツーのアニメになってる。ぶっちゃけ、退屈な感じ。絵が眠いんだよねぇ、いろんな部分においてさ。
演出とかの面でも際立つものが感じられず、とはいえダメダメでもなく、まぁフツーな感じ。悪く言えば凡庸で、よく言えば安定している?感じ。とはいえ、作画のほうは結構危ういのもあって、安定には程遠かったよね。
さて、キャストは女性陣はエロゲー業界で有名なキャストがそのまま登場。声がおなじみすぎて違和感はないが、アニメで彼女たちの声を聞くのはなんか新鮮だった。ただ、高齢化?のせいか、昨今の若い女性声優と比較すると新鮮味がかけ、技量的にもそれほど際立ってはいないこともあって、あんましよい印象がなかったなぁ。まぁキャラが全員変人ばっかなので、そのせいもあるか…。
男性陣はKEY作品ではおなじみのグリーンリバーさんに熱気バサラまでいる。一部の下手なのはおいといて、ここらへんは作品に落ち着きを出していたのはよかった。
が、問題は主演の堀江由衣。主人公が中性的だから起用されたんだろうけど、この人の声と演技じゃ「ボク」と一人称しても女性にしか聞こえないなぁ。アニメ版のオトボクでは女装な男の娘だったからまだよかったけど、ここでは男装した女性くらいにしか思えなかったよ。声が高齢化しつつある彼女でも、成年男子は無理だった。第二シリーズでも続投だろうけど、ここは最後まで慣れないままだろうなぁ。
まぁ、とにかくダラダラと流れていったアニメという感想が強かった。KEY的(というかダーマエ的)な優しく楽しい日常が延々と続くのお好きな人は、悪くない作品? でもKEYの世界に馴染めない人は見続けるのにはハードル高い部分があるよね。
関係ないが、一番印象に残ったのは、スポンサーについたブシロードのCMがやたらと挿入されてウザすぎたことかな。このころからプロレスへの傾倒が見えるなぁ…。