なぐごはいねが~(泣く子はいないか?)
なまげものはいねが~(怠け者はいないか?)
まさに鬼の形相で迫られれば、
「はい、そうです。わたすが怠け者です!」と志村けんのテンションで答えてしまいそうな大迫力。
木曜日、大館からの帰りに男鹿のなまはげ館に立ち寄り、ナマハゲ習俗学習講座に参加した。昨年ユネスコの無形文化遺産に登録された本物のなまはげの迫力に「ビビリ」の自分は大興奮させられた。
大みそかの深夜、突然ナマハゲの来襲に会い、頼みの綱の両親のまさかの裏切りにあい、その身をナマハゲに差し出された子供たちは、さぞかし怖かったであろうと思う。恐怖により子供を躾ける典型的な手法である。
この講座、なまはげ館の隣にある男鹿真山伝承館で行われ、ナマハゲの怖さを実体験できる。夏場は連日13回講座が開催されているのだが、冬場は土日のみ(1日6回)。
この日は木曜日で開催されない予定だが、電話してみると定期観光バスが来るのことになったので2時半に一回だけやりますとのこと。
12時頃からなまはげ館に行き見て回りながらバスを待っていると、JR東北の大きな観光バスの中から一人だけ女の子が降りてきた。
この女の子、東京から夜行バスで来て、4000円の定期観光バスに乗ったらしい。あちこち回ってなまはげ館に来たらしいのだが、このバスの客は彼女一人だけとのこと。
たった4000円で運転手とガイド付きのバスをチャーターでき、あちこちの入場料も含まれるのなら、超お得なツアーだが、ともかく彼女のおかげで自分も本物のなまはげを見ることができたのだ。
ということで、ナマハゲ習俗学習講座の参加者は彼女と俺のふたりだけ。
このシチュエーションと一人観光バスのエピソードがあればすぐに仲良くなって2ショットに納まりSNSにアップ!となるところだが、さすがに一人で夜行バスに乗りなまはげを見に来て、今夜また夜行バスで帰るというお一人様女子。なかなかガードが固く手ごわい。あれこれ話しかけても話が弾まない、というより話の糸口さえつかめない。
結局一通りの話を聞いただけで敢え無く惨敗に終わり、2ショットゲットとはならなかった。














