経営本を読むのをやめると、業績があがるのでしょうか? | Pの足らん系日記

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2015年双子日記
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世にあるマネジメント本や経営本は、つまるところ、社員がよく働くにはどうするか?お客さんが増えるにはどうするか?のハウトゥー本でありマニュアル本といえます。

女性にモテたいならモテ本とかハウトゥ雑誌等を読まないで、「場数」を踏むのが自然であり早道であることは誰でも知っています。

これと同じように、経営ハウトゥー本を読む暇があるなら、目の前の経営課題に自分の頭とセンスで考える方がマシである、ということだったということです(少なくとも私にとっては)

経営本が教えてくれそうに見える「社員がよく働くにはどうするか」「お客さんが増えるにはどうするか」についての答えは、特に本を読まなくても小学生でも分かります。

それは、当社で働いたり、当社で商品を買うほうが、他でそうするよりも“数段おいしい”状況にすればいい。そうすれば、水が高きから低きに流れるよう、自然に望む結果になる。

それを結局どうやるのか?という答えは、抽象化され理論化された書物や、ケーススタディ等の他社事例の中ではなく、今、この瞬間の目の前の社員や顧客と日々、真剣に対話し、どんどん試行すること以外に無いのです。

そういうことに、やっと気づくことができました。

-他社よりもここで買ってよかった、と思ってもらえるには、現実問題として、どうすべきか?
-他社よりもここで働いてよかった、と思ってもらえるには、実際問題として、どうすべきか?

今年はそればかり考え、そして(不十分ながらも)実践をしてきた結果、業績も倍になったので、このまま前向きに来年も続けていきたいと思います。

「力を発揮している社員と、支えてくれるお客様のおかげです」