自宅以外で勉強する機会も多いかと思います。
勉強することに自分を追い込むために、図書館に行ったり、
または予備校の授業や自習室を利用したりなど。

大学受験やその他難関試験の勉強だと試験は何科目もあるから、
自宅外で勉強するとなると、結構な荷物の量になる。
それが毎日ともなると結構、大変。

1つの教科の勉強に飽きてしまう前に次の科目の勉強に取りかかる・・・。
そうやって科目をローテンションしていくのは、
勉強のモチベーションを維持するのに有効だから、
図書館に家から持って行く教材の数は減らしたくない。

過去問といった演習系の教材は、
たとえば10年分とか一冊に収められていても、
今日1日の勉強に関連するのは、試験直前の追い込み期をのぞけば、
ほんの1年分ぐらいだったりするので、
今日は解けるわけもない9年分の頁を持ちあるくことになる。

そこで、こういうのはどうでしょう?、
演習系の教材はバラバラにしてまう。

こういった教材はたいてい糸綴じタイプの製本でない糊綴じタイプだと思うので、
アイロンで背表紙を熱すれば、糊が解けて表紙がはずせる。
こんな感じ(写真)↓
$Keep Trying !-テキスト分解
表紙がはずせたら、あとは持ち歩くのに適当な単位に割いて、小冊子化すればいい。
外出するときは、今日勉強する分と目次パートなどだけ持って行く。
小冊子化しても穴をあけて、一冊のファイルに収納しておけば紛失せず、収納もすっきり。

過去問などを分割するメリットとして、持ち運びの軽量化に加えて、もう一点。

心理的な事なのですが、
過去問に初めて手にしたとき、その物理的な厚みと重量にびびっちゃうことありませんか?
(その方がむしろ燃えるけどって人は、・・・それはよかったですねぇ。)
ちらっとのぞいてもちっとも解けそうな問題ないし、
これを一通り解いただけじゃダメで、
結局、本番までに3巡繰り返して解くとかって、ムリっぽい?って
心が折れそうに私はなる。

そこで小冊子化して、今やる部分にだけ集中することにする。
大きい目標も細分化して、小さいステップを積み重ねて・・・なんて、
よく自己啓発系の本にありそうな手法ですが、
それをまさに物理的にやるのです。

で、一巡目の演習が終わった時に、小冊子を全部重ねて、
いやー、こんなに分厚いのを1巡目やり遂げたよぉ!と
ニマニマしてください。
その時は、その厚みがかえって充実感となりますぞ。
2巡目からは1通りやっているわけだから、もう怖くないでしょう。

まぁ、アイロンで熱してバラすってのは、そんなにマイナーな方法でもないので、
方法を詳しく解説するほどでも無いかもしれませんが、
次回は一応バラす方法とコツをお話しします。

では、今日も元気で行ってらっしゃい。