私壊れた ≪河口浅間神社≫
境内に入ってみるまでもなく、
神社の駐車場は満杯で路上まで車が溢れ、
なにやらの騒がしさに気が付いた。
■河口浅間神社
山梨県南都留郡富士河口湖町河口1
【祭神】浅間大神
今日は節分。
さっき行った浅間大社でも
参拝者に甘酒サービスしてたし。
そっか、そっか~。
本殿内は人だかり。
そこへ宮司さんが現れ、
とうとつに、ぱらっぱらっと豆を撒いた。
「ありゃ、ありゃ」
思わず一粒拾って、ありがたく食べる。
いつもながら節分の豆は香ばしい。
さて、さてーーーーっと、くるりと
拝殿から振り返ると、
眼下に身長80センチくらいの小動物が群れていた。
紫■とオレンジ■と緑■の帽子を被り
皆、手に手に大きな布袋を下げている。
「米寿になった特別の人が撒くんですよ~」ってね、うーん
こいつらに、「米寿」と言ってみたところで、
その「米」という漢字自体、
多分知らないだろーし、
もとより、頭から人の話、聞いてない。
それよりさっさと早く撒けと、
これからお菓子が撒かれるという
事情は一応理解しているらしい。
まるで池の鯉みたいに、
この小動物たちの
手がいっせいに伸びた・・・
ふ菓子「うまか棒」が宙を飛び???
それを受け止める袋は、頭の上で花開く。しかしー、
撒き手が米寿で、
キャッチャーは小動物という珍妙なバッテリー。
撒かれるお菓子の行方は知れず、
待ち受ける袋の方は「ここに入れるの」と仁王立ち。
ふ菓子は地面におちた。
すると小動物たちは、キャッチを止め、
足元に転がっているふ菓子の
お拾いに作戦を変更。
狭ーいエリアにひしめきながらも、
押し合うことなく腰を屈める。
まわりの大人たちはさらにそこへ
せっせとふ菓子をばらまいていくものだから、
なかなか無くならない。
一人が腰を上げ、私のカメラと視線があう。
私:「いやあ腰痛ですか? 精が出ますな~」 たぶん妄想・・・?
突然ファインダーを覗く目からなぜか涙があふれた。
これから続く未来に、自分の足で大地に立ち、
きっと勇気をもってそれぞれが選択した道を歩んでいくだろう。
時に転んで膝を擦りむくこともある。
仕方が無いことだけれど...
でも、きっと大丈夫だよ。
河口の神様がずっと見守ってくれるさね。
どの子もその大きな袋には、
神様からの贈り物でいっぱいだ。
いいかい、
独り占めしないで、弟・妹にも分けてやれ~
みんなホントやさしい。
また泣けてくる。
私、たぶんこわれた。
河口の神様は私にこんなすてきなイベントを
見せてくれた。
最近こういうことが多い。
「永遠のゼロ」や
「かぐや姫の物語」。
男は、ハートチャクラに無関心な生き物。
そこんところの詰りを通してくれてたりして。
おっと、
子供に続いて「大人」向けの豆まきもあるらしい。
「大人」だって
あの「色つきの小動物たち」と、いささかも違わない。
みんなで仲良く分け合ってほしいな~







