「あなたの感じるままに」 《皇大神宮(内宮)》
青くまぶしい日差し。
遷宮を二日後に控えた9月末日の内宮。
この日、祭礼のため正殿の一般参拝一時中止。
横目にさらさらと五十鈴川。
千年前と変わらない風景。
この橋を渡る私も、
身なりこそ違えど。
昔と変わらない参拝者の一人。
作家浅見帆帆子がこんなことを述べている。
神道には、
「こうあるべき、こうしなさい」という
経典・お説教がない。
にもかかわらず、
この精神はすでに2000年以上も<
続けられていることになる。
「こうしなさい」という教えがないのに
続けられている・・・・
「なんだか知らないけれど・・
すごく神聖な気がする。」
思うこと、感じること、捉え方などすべて、
「あなたの感じるままで結構」
人によって何百通りもの解釈や価値観があり、
そこに正解はないのです。
(それが)伊勢神宮の精神が長く続けられてきた
秘訣ののひとつ...
「感じる」といっても、他の人と同じように
感じる必要は無いのです。
自分の感性が足りない、
劣っているということでもありません。
『あなたも宇宙とつながっている』 亜紀書房
なにごとの
おはしますかは
知らねども
かたじけなさに
ご正殿前にも参列会場が組敷かれている。
太い樹木のまわりを綺麗にかたどって、
隅々まで均一な高さに揃えられている。
式典の参列者は何人....?
ご正殿についてみれば、
お約束通り参拝者の列が延々と続く。
初詣の様子は知らないけれど、
それに比べたら、かわいいもん、
なんだとか。
日本人はやっぱり変わった気がする。
自らが犠牲者となった事故について、
私だったらどうするかと、何回も繰り返し
真剣に自問した。
伊豆大島にしても、
復旧作業が大雨に何度と阻まれながらも、
前向きに立て直していこうとする
意気込み。
文明とどう向き合うか、自然との共存。
日本人一人ひとりの国の想いが
伊勢神宮に
どんどん集約しているような気がする。








