参拝中止? 緊急事態のお導き
伊勢神宮外宮から車を急ぎ走らせ内宮へ向う。
しかし、直前の曲がり角で、
案内係員の「右折進入禁止」を知らせる必死のモーション、
わが目を疑うとはこういうことなのか。
駐車場は既に満杯ということ?
もう内宮にたどり着けない?
伊勢神宮参拝予定が吹っ飛ぶ?
あぁ~、それこそ一番懸念していた事態だった。
実際には完全満杯だったのは第1駐車場だけで、
離れの駐車場までそうではなかったかもしれない。
しかし、土地勘のない私はたちまち絶望に陥った。
しかもこんな時にカーナビが狂いだす。
頭はもうパニック、車は道路に止まっていられない。
「そうだ、猿田彦神社だ。」
ナビを諦め、車窓から人に道を尋ねながら、
そうして猿田彦神社近くの有料駐車場にようやく車を納めた。
よくもまあ、駐車場に入れたものだ。
私が入った後はもう満車だった。
鳥居をくぐるときは、
一礼し、名乗って境内へ踏み出す。
ここから挨拶しても、声は届かないんじゃないかなんて考えない。
神域に"入らせていただく"気持ちがある。
今朝、ここに来る前に、
椿大神社で伊勢神宮参拝の予定を報告したと前に書いた。
椿大神社から、行く先々に通達していただける。
写真中央の鳥居のうえにまぁるい光。
これほどまでにお出迎えしていただけるとは、
ほんとに恐縮する思いだ。
シャットアウトされて混乱した頭に、
猿田彦神社の名が浮かんだのも、
迷わずすんなりと駐車場に入れたいきさつも、
すべておみちびきと、これで合点がいった。
人には神が見えない、聞こえない。
それをいいことに、
冷やかし半分の参拝者たちが何億人も通り過ぎ、
それでも繰り返し、神はひとりひとりにこんな礼節を通してきたのだろう。
見たことがないから何もわからない。
でもずっと神様は人に話しかけ続けてきた存在なんだと悟った。
神様の愛は、ホントでっかいねぇ。
