諏訪大社② 上社前宮
<諏訪大社その2>
前宮は本宮から車で五分程度。
上社の祭祀の中心地だった
山の手のこの広場一帯が
神原(ごうばら)です。
国道20号線沿い反対側に駐車場。
ここから見える限りでは
山一帯に社が点在しているらしい。
こりゃー大丈夫か?
体力勝負だ。
ウッシ、
いっちゃおうー
こんもりとした山を目指して、
行きかける、と
何?
道脇下に立て札。
あぁ、そういうことかぁ~ ここなのね。
高志奴奈河比売命(こしぬなかわひめのみこと)
"御射山へ出発する際にまず参詣された社。
水眼(すいが)の清流をたたえた「みそぎ池」の中にあり、
西の方に「神の足跡石」があった。"
高志奴奈河比売(奴奈宣波比売命・奴奈川姫命)は
大国主神の妃、建御名方神の母神。
御射山の神社には
父母神と建御名方神が祀られている。
御射山神社に参詣する人が、
こちらを参詣したという意であろう。
道から降りて、フカフカした地面がおもしろい。
話には聞いてましたが。
まさに通り過ぎそうだったので
気づかせていただいたんでしょう。
しゃぁーて、登りますか。
■上社前宮(まえみや)
長野県茅野市宮川2030 TEL0266-72-1606
茅野駅から約4km
本宮から約2km 徒歩20分
そこの丘の縁のところで
若い巫女さんが
なんとはなしに立ってる・・・?
何シテルノ?
溝上社へ熱心にお参りしている
妙なおじさんの
正体が気になったのかな。
ワシ、アヤシイカ?
大きな行き先看板には。
150m先に前宮の案内。
丁寧なんだけど、
ちょっと大っき過ぎないかな?
■諏訪大社上社前宮神殿(ごうどの)跡
"上社の重要な神事のほとんどが、この神原で行われた"
神社の大祝は現人神(あらひとがみ)とされ、
居館が神原にあったころに
存在していた多くの神殿と建物は
今は消滅してしまい、
現在は祭儀だけとなった。
しずかな夢の跡で、
緑が輝やいていました。
■内御玉殿(うちみたまでん)
諏訪明神の祖霊がやどるといわれる御神宝が
安置されていた御殿
諏訪明神とされる建御名方命の
御子達を合祀しているといわれる。
建御名方彦神別命、伊豆早雄命、
妻科比賣命、守達神、池生神、
須波若彦神、片倉邊命、蓼科神、
八杵命、内縣神、外縣神、大縣神、
惠奈武耳命、高杜神、意岐萩命、
妻岐萩命、都麻耶美豆比賣命、奧津石建神、
多都若比賣神、垂比賣神、竟富角神、大橡神
"正月一日、
大祝以下の神官氏人はみな衣服をただして
まずこの若宮すなわち若御子社を
荒玉社と共に参詣した。"
『諏訪大明神画詞』
あちこちに野生するコスモス。
段々の畑と民家。
水眼の流れ。
■御室社
中世以前に
半地下式の土室に
大祝や神官が参篭し
ミシヤグジ神とともに
冬ごもり(穴巣始)した遺跡地。
■上社前宮本殿
諏訪大社パワースポットの筆頭という。
この地は諏訪大神をはじめ、
古来より信仰している神々の神稜地?
静かな鎮まり処として維持するため、
本宮を遷したと推測してみる。
最初に居を構えた地といわれている。
広がる景色からは
手水場があったみたいです。
この立て札のあたりでしょうか?
この水眼を頼りに
上へたどっていくと、
山の神古墳にたどり着けるそうです。
神のよりしろ。
いつまでもそうあってほしいという、
祈りにどっしり支えられています。
ありがとうございます。
御柱を前にした時、
私はいかにもよそ者で、
幾分観光気分で入山したと、
地元の方々に申し訳なさを感じました。
寒い冬を想像させない
明るい空。
下社春宮に向かいます。
人と話することもなく、
おだやかな昼下がり、
私の参拝は静かに続きます。
<つづく>















