息子が寝る際、
寝室から大声で叫ばれて
抱っこ要求されることも多いので
少しだけ一緒に横になることがあります。
なぜかそのトキ、
ふたりで意味もなくゲラゲラ笑います。
ふたりで笑っていると、
お互いがお互いの笑いにつられるので
笑いが倍々増しになって
仕舞いには、
お互いヒーヒー言いながら
呼吸困難になるまでに
全身で笑っていたりします。
カラダ全体で笑ったあとの脱力感。
おやすみの挨拶をして
リビングに戻ったトキ、
【笑い】こそが悟りだな
と思った次第です。
その瞬間、
頭の中はしーーーーんとしています。
ごちゃごちゃ考えることをしていない。
過去にも未来にも意識が飛んでおらず、
【いまここ】に在る。
さっきまで、
現象を『問題』として捉え
深刻になってｳﾝｳﾝ唸っていたけれど、
【笑い】はその一瞬にして
心を癒し、
『問題』が問題で無くなる。
そもそも、
その『問題』とやらは、
現象そのものではなく
頭の中でごちゃごちゃ考える中に
ボコッと生まれる。
このままではいけない....
あいつのせいだ.....
私は悪くない........
大変なことになったらどうしよう...
失敗したらどうしよう.....
などと、
ごちゃごちゃ.....わちゃわちゃ....
思考のお祭り騒ぎだ!!!!!!ﾜｯｼｮｲ!!!!
【笑い】は、
その深刻な大騒ぎを
一刀両断!
一瞬で吹き飛ばしてしまいます。
バッサぁ〜〜〜〜!!!!
これでいいのだ!!
息子が生まれる前は、
よく寄席に出かけていたのですけど、
江戸時代の日本人って
とってもおおらかでよく笑い、
呑気でド適当で洒落ているな〜
と古典落語を聞くたびに
そう思っていました。
江戸時代に海外からやってきた
とある宣教師も
日本人の礼儀正しさや勤勉さ。
清潔な街や身なりに
驚いたというが、
なによりも
みんながおおらかに笑っていること
に衝撃を受けたといわれている。
そう、
日本人ってお笑い好きなんですよね。
そして、
息子も【笑い】が大切だと
語っています。
▼▼▼
D「笑っている人には
闇が近づけないよ。」
『笑い』は、
行き詰まって
どうにもこうにもいかないときの
特効薬になる。
▼▼▼
【笑い】の肯定で、
カッチカチに固まった氷も溶け、
エネルギーが流れ始めるので
闇を溜めずに済むよ
......ということです。
『このままではダメだ!!』
という否定から....
なにも問題ない!!
完璧だ!!
という肯定へ。
現象になにかオモロいことがあるから
笑いが起きるのではなく、
ココロに否定がないトキに
自分の中に笑い(肯定)が起きる。
一瞬だけ口角を上げるだけでも
否定エネルギーがサラサラと
溶けてゆくのが実感できるはずです。
その一瞬の『笑み』がトリガーとなって
笑いが増幅されてゆき
笑いの雪だるま方式の一丁出来上がり!!
『笑い飛ばす』とは、
笑って問題にしないこと。
問題を問題としない。
息子も
笑っている人には闇が近づけない
と語っているように
【笑い】は『闇』を飛ばす
のだと思います。
現実がこんなだから笑えない。
社会が世間が家族が生活が......
こんなんだから笑えない。
うん、それは
現実を「主」としているからですよね。
そうやって「現実ありき」と
教わってきちゃったらしいです。
でも、
「主」はこっち......自分。
「主」である自分が笑うから
「従」である現実も笑う。
自分が笑うから鏡に映った者も笑う。
そう！！！
だから、
そういった古い主従関係とやらは
笑い飛ばしてやろう♪
縄文や江戸時代の日本人は、
本当のことを知っていた。
いつも笑っていたからこそ
豊かであったのだろうと思います。
今日は久しぶりに
落語のCDを聞いてニマニマしようと思います。
今日は以上です。
ありがとうございました。
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