前記事での

【自我に気づく】ということ。

 

 

では、

『自我に気づくためには

どうしたらいいのか?』

 

というメッセージをいただきました。

 

 

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自我に気づくためには、

 

【自我の性質】を知っておくといいと思います。

 

 

 

 

【自我】ってみんな同じなんです。

 

あなたの【自我】もわたしの【自我】も

みんなみんな一緒。

 

同じ性質の【自我】を保(も)っています。

 

 

自我は、いつも物差しを持ち込んで

『判断』しています。

 

これは損か得か

物事を『損得勘定』で計っている。

 

そして、

常に他者と『比較』して

優越感、劣等感を感じています。

 

自我はいつもなにかを

『批判』『攻撃』『否定』しています。

 

自分の思い通りにならないトキ、

いつも「なんで?」

他者や環境、自分『責めている』

 

 

「自分は悪くない」

自分を『正当化』するための

言い訳をいつも考えています。

 

過去を『後悔』し

未来を『心配』している。

 

自我は『分離』していると

思い込んでいるので、

 

いつも

なにかが『足りない』と不足感でいっぱい。

 

だから、

欠けている部分(凹)を埋めよう(凸)と

必死に頑張る。

 

『このままではいけない』

『もっと向上しなければ』

と尻をいつも叩いている自我。

 

 

だいたいこんな感じで、

 

誰もがみな、

同じ性質の【自我】を保っているんです。

 

 

性別、年齢、職業、肩書き....

どれも関係なく誰もが同じで、

 

常に判断して、比較して、

優越感を感じて劣等感を感じて、

 

嫉妬して批判して攻撃して

自分が傷つかないように

必死に守ろうと防御しています。

 

そのために

一日中、ひっきりなしに

頭の中でおしゃべりしているので、

 

その『おしゃべり』に気づくと

いいと思います。

 

すべて【自我のおしゃべり】だから。

 

 

幸せそうにみえるあの人も

キラキラしている憧れの人も

尊敬している人格者も

 

みんなみんな、

同じ性質の自我を保っているから

 

蓋を開ければ、

自分と同じようなことで悩んでいて

 

『不安』と『恐れ』を

自ら作り出しています。

 

みんな同じだと理解すると

安心しますよね。

 

わたしは安心しました。

 

 

 

 

 

前記事で

病院の先生への第一印象が

悪かったため、

 

『ヤバい....こんなこと思っていたら

悪い結果になってしまう....』

 

 

 

と自我は、

悪い結果を回避しようと必死になりますが、

 

その自我の必死さを見抜けば、

自我と自分が同一化されないので、

 

問題が問題でなくなる。

 

 

『不安』や『恐れ』が出てきたトキこそ

【自我の性質】がわかりやすい程に

オモテに顕れてくれるので、

 

それに気づくといいです。

 

 

___________

 

 

 

わたしを大事にしてください!!

 

と自我はいつも叫んでいます。

 

 

だから、

大事にされていないと思い込む

 

不安になったり恐怖が出たり、

心配して、

怒ったり泣いたりします。

 

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息子が血だらけで帰宅したトキ、

 

「わたしの大切な宝物を傷つけるなんて!!

わたしを大事にしてよ------!

わたしを傷つけないでよ---!!」

 

という

母の本音を息子は見抜いているので、

こんな言葉が出たのだと思います。

 

 

 

『ぴ〜ちゃん、ごめんね。

ぴ〜ちゃんの大事なダイヤくんを

傷つけてごめんね....』

 

 

 

 

 

 

 

『わたしを大事にしてください!!』

 

この本音が根底にあるのだ、

と知っているだけで

【自我の性質】は理解できると思います。

 

 

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※自分を大切にするとは、

 

自分が何を考え、何を感じたのか

毎瞬、毎瞬!イチイチ

『気づいて』あげることだ

 

 

 

何を思っても何を感じても

否定しない。見守る。

 

 

 

 

 

目の前の相手を責めたり、

自分の行いを反省する前に、

 

ふっと力を抜いて、

『いま』に戻ってくる。

 

そこには、

 

ずっと変わらずに永遠に

『安心感』(愛)があって、

 

最初から救われているのだからね。

 

 

今日は以上です。

ありがとうございました。