息子、小学5年生です。
5年生になってから、
宿題のほかに『自主学習』というものが
はじまったそうです。
自主学習??
D「今日の宿題は『自主学習』だから
友だちと遊んできた〜♪」
とよく言っていた息子。
【友だちと遊ぶ】が
『自主学習』なのかな?
P「自主学習ってなに?」
D「おうちで自由にお勉強するんだって」
P「ダイヤくんはなにをお勉強するのかな?」
D「漢字」
はぁ〜?
漢字やってるところなんて
一度も見たことがない。
すると、
4月後半になって
学校からプリントが届き、
『自主学習』について書かれていました。
自主学習とは、
いま興味があることを調べたり、
必要だと思うことを練習する、など
自分で考え内容を決めて
自主学習ノートに行うことだそうで
毎週木曜日に提出するそうです。
生徒さんがどんな学習をしているのか
一部、紹介されていました。
- 日本や世界の山々を調べる。
- 韓国語を学ぶ
- 世界遺産について
- 漢字練習
- 算数学習
- 英語で日記を書く
- 植物の観察
- コロナのニュースについて
などなど。
P「ダイヤくんは
自主学習提出したことありますか?」
D「ないよ」
P「漢字やりたいの?」
D「やりたくない」
P「自主学習は好きなことじゃないと
続かないよ。
好きなことやりなよ。」
D「じゃ〜ダイヤくん、絵を描く」
......ということで、
息子は、
『進撃の巨人図鑑』を
自主学習で制作しております。
文字も細かくビッシリが過ぎる。
担任の先生からも
「すごい!!本物の作品みたい!!」
と褒められたそうです。
息子なりに理解している内容を
自由に書いているので、
ひらがな多めなのですが、
時折、
D「『硬質化』ってどう書くの?」
と聞いてきたり、
『獣』とか『顎』という漢字を
自分で辞書を引いて
自ら調べたりしています。
彼は気づいていないかもしれませんが、
好きな絵を描きながら
何気に漢字のお勉強にもなっているようです。
周りのお友達は、
漢字のドリルをノートに練習したり、
算数ドリルの計算をしていたりするので、
自分は『自主学習』しない、
と決めていたそうです。
義務教育に4年あまりも晒されていると
遊びながら学ぼう
という発想自体、
浮かばなくなってしまうのかな。
小学校だけに限らず、
これからの人生、
自主学習の連続です。
大人になってからも
ずっとずっと自主学習です。
自分が食べたい料理を覚えるのも
自主学習。
漫画を読むことも映画鑑賞も
自主学習。
人間関係に悩めば、
コミュ力を学んだり
自信をつけるための行動をしたりと
自己啓発してゆくのも自主学習。
ですが、結局.....
このままの自分でいいんだ
にたどり着く。
自分に付け足すものなんて
なにもなくて、
あるがまんまの
このままの自分でよかったのだ
と気づく。
なにかを目指す必要はなく
上に向かって進まなくてよいのなら、
いま、したいことをすればいい。
この『いま』この瞬間に
感じているこの体感こそが
魂の自主学習
.....です。
今日は以上です。
ありがとうございました。






