知人のお友達に
わたしと同じ
シングルママさんがいらっしゃるそうです。
そのシングルママさんが
保育園で仲良くしていたママさんたちに
シングルであることを知られた途端、
急によそよそしくされ
連絡もこなくなった、
というお話を聞きました。
知人は、
昔よりもシングル家庭は増えているのに
そういうことが未だにあるなんて、と
お友達のことを想い
心を痛めておりました。
『シングル家庭』と知った途端
態度を変える。
ーー息子がまだ保育園に入る前の頃、
当時の知り合いに
「シングルであることは隠した方がいい」
と言われたことがありました。
理由は.....
世間は甘くなく、
シングル家庭をバカにして
差別する人が多いから。
子どもも同じような目にあうから。
それを聞いてわたしは、
「気にしないから大丈夫です」
と言ったんです。
世間には色々な人がいるので
差別する人もいるかもしれないし、
心無いことを平気で
言ってくる人もいるかもしれない。
でもそれは、
シングル家庭に限らずで
差別する人は、
ジャンル問わずに差別する。
すべて相手の問題なので
自分は気にしなければいい。
P「わたしも息子も
気にしないから大丈夫です。」
息子、道連れw
「気にしない」とか
そういう問題じゃないでしょ!
と叱られましたけども
結果......
シングル家庭であることを隠さずに
保育園生活してきましたが、
息子もわたしも
差別された経験はありません。
陰ではわかりませんけども
直接、酷いことを言ってくる人は
誰もいませんでした。
ママさん方に
態度を変えられた経験もありませんし、
息子も楽しく園生活を送っていました。
今となっては、
この世のしくみみたいなモンを
知ってしまったので
なぜ?
同じ『シングル家庭』なのに
冒頭のママさんは、
嫌な想いをして望まない経験をしたのに
わたしは、何もなかったのか。
今ではよくわかります。
すべての現象は、
ニュートラルであり
問題は、
外側にあるのではなく
自分の中にあったから。
その正体は、なんだろう。
よくよく考えてみると、
それは、
『劣等感』でした。
シングル家庭であることに対して
劣等感があるか、ないか。
わたしの中にその劣等感が
ひとつもないわけではありません。
がしかし、
何をされても言われても
『気にしない』ということは、
そういう態度をとってくる人達より
自分が劣っているとは
思っていない。
自分の方が上、という意味ではなく
少なくとも
自分が下、とは思っていない。
シングル家庭はダメだ、という
善悪の観念もなく
両親揃っていなければいけない、
という強迫観念もない。
そして、なによりも
シングル家庭である自分を
自己否定していない。
だってそうなんだから
しょうがないじゃないか
...って感じ。
闇出しを知る前ですけども
はじめからこのような物差しが
わたしの中になかったようです。
(※物差しとは、
常識、価値観、社会通念、観念など)
息子はわたし以上に
物差しを持っていないので、
基本コレです。
▼▼▼
判断する物差しがないから
「だから何?」「それがどうしたの?」
.....となる。
運動会の応援人数が多い方が善い。
応援人数が少ないのはダメだ、
という物差しを持っていない息子は、
同級生女子にマウンティングされても
「だから何?」「それがどうしたの?」
だったのです。
もし、
息子にその物差し(価値観)があったなら
彼女の言葉に傷ついていたかもしれない。
でもそれは、
彼女に傷つけられたのではなく
自分の中に
善悪の物差し(価値観、観念)があったから
自分で傷ついた。
他者のせいではない、
ということです。
シングル家庭であることを知って
態度を変える人達が悪いのではなく、
その方たちは、
多くの物差しを持っているだけ。
ただそれだけ。
今の時代、
さまざまな家族のカタチがあるので
シングル家庭も
同性カップル家族も
血の繋がりのない家族も
当たり前になってくると思います。
そんな話題を噂話的に
大げさにしてこられても
「だから何?」「それがどうしたの?」
となる。
学校へ通わない子どもに対しても
「学校へ行かないと
将来大変なことになりますよ!」
と世間や先生から言われたとしても
学校へ行かなければいけないという
強迫観念が
バッサリ落ちていれば
「だから何?」「それがどうしたの?」
となる。
バシャールやいろんな方々が
語っている2極化って
物差しの数なんじゃないかと
わたしは思っています。
物差しって自我が持っていますからね。
物差しを手放していくと
勝手に自動的に
人間関係も変わっていくので
己の世界が変わる。
だからやはり、
すべては【縁】
目の前の【縁】を
大切に生きればいい。
人間関係だけでなく、
シングルであることで
周囲がよそよそしくなった現象も【縁】
自分の中に「劣等感」があるのだな、
と気づくきっかけとなった【縁】
自分の顔ってリアルには
一生!見ることができませんよね。
鏡の中にしか見られない。
自分のことを自分で観ることができないから
鏡がある。
鏡を見て
身だしなみを整えたり、
体調を整えたりする。
その鏡は、
他人であったり、
環境や状況であったりします。
鏡を見て己を知る。
今日は以上です。
ありがとうございました。


