去年のことです。
年末に
ある食事会がありました。
目の前に
古くからお世話になっている
目上の男性が座り
アルコールを含む食事会が始まりました。
しばらくして、
その目上の男性が
事あるごとに
口の中をお水でクチュクチュ
ゆすいでいることに気づきました。
そのクチュクチュは、
そのままごっくんです。
わたしは、
目の前であからさまに
オエオエしてしまいした。
ヤバい....これはヤバい....と
トイレに駆け込み
気持ちを落ち着かせるために
闇出ししました。
トイレの個室なので
「気持ち悪ーーーーー!!」と
小声しか出せなかったけれども
肚にチカラを思いっきり入れて
力強く気持ち悪さを
表に出しました。
「気持ち悪い!ばかやろーーー!!」
「ふざけるなー!!」
「キモいキモいキモーーーーい!」
と軽く暴れながら
暴言を吐きまくりました。
ひとこと暴言を吐くたびに
ハートから闇を出して飛ばし、
ハートにレインボーを戻していました。
だんだんと落ち着いてきたので
個室から出て
手を洗っているときに
そういえば、
芸能人の格付け番組で
GACKTもワインを飲み比べする際、
口の中をクリアにするために
お水でクチュクチュやってたな、と。
高級食材を当てる際にも
クチュクチュやっていたな、と。
あのときのわたしは、
全く不快を感じなかった。
でも今回、
最大級の不快を感じた。
GACKTだから不快を感じなかったのか。
テレビの画面を通してのことなので
リアル感がないために
不快を感じなかったのか。
お♡そうか。
これは、幻想であるから
目の前の現象は、
スクリーンに映った映像である。
リアルではない。
夢だ。
わたしは、
テレビを観ているのだ!!と
気合いを入れて
席に戻りました。
相変わらず
クチュクチュしまくる男性。
全く夢の中だとは思えない。
全然思えない。
テレビの映像を観ているだなんて
1ミクロンも思えない。
不快は不快だ!!
わたしも黙っていればいいのに
どうしても
心の声が出ちゃうんですよね。
P「お水で口をゆすぐのは、
味が混ざるのが嫌なんですか?」と
本人に聞いてしまったんです。
すると、その男性、
「え?ゆすいでる?え?本当?」って
全くの無自覚だったんです。
む、無自覚かよっ!!
無自覚のクチュクチュじゃしょうがね〜な、と
このときのわたしは、
全く思えず、
無自覚に不快をばら撒きやがって!!と
余計に不快感が
膨れ上がってしまったのでした。
もう諦めて
家に帰ってから豪快に闇出ししようと
思いました。
この頃、
毎晩湯船に浸かって
闇出しするのが日課だったんです。
イヤなことがあったとき
望まないデキゴトが起きたとき、
お風呂の中で
ノートに殴り書きし
闇まみれの自分から
ドロドロな闇を解放していきました。
闇出しが習慣になると、
暴言を吐いているのが
「本来の自分」ではなく
自我ちゃん(エゴ)の
お喋りだと気付くんです。
イヤなデキゴトがあると
自我ちゃんのお喋りは暴走します。
そのお喋りは、決まって
相手を攻撃するか
自分を攻撃するか
環境や状況に文句を言うかの
どれかです。
「本来の自分」ではなく
自我ちゃんの暴言であるので
一通り思いっきり喋らせるんです。
ガンガンに書きなぐらせておくと
次第に静かになってきます。
お喋りが止まるのです。
自我ちゃんがおとなしくなると
冷静になり
「本来の自分」の声が上がってきます。
本来の自分とは、
神の意識であり、
宇宙視点であり
ハイヤーなんちゃらであるので
善悪の判断はなく、
正邪の判断もなく
ニュートラルです。
「やってはいけないことなんてない」
このとき、
このような声が上がってきました。
自我は、
食事中に口をゆすいでその水を飲むなんて
気持ち悪い、マナー違反だ!と
相手を責めました。
そして、
相手に悪意を持ちました。
ですが、
闇出ししたら
彼に問題があるのではなく
わたしの中の問題である、と
気付くことができました。
目の前で起きたデキゴトは、
中立でニュートラルであるのだから。
この目上の男性、
わたしの勝手な想像なのですが
幼き頃、母親から
「食べたらすぐに口をゆすぎなさい!」
と言われて育ったのかもしれない
なんとなく、そう思って
彼を
「クチュクチュ星人」とすることに
したんです。
クチュクチュ星は、
食事をするごとに
イチイチ口をゆすぐことが
マナーであって
口をゆすがずに
他のモノを食べたり飲んだりしたら
マナー違反である。
わたしがクチュクチュ星に招かれて
普通にこのままで食事をしたら
クチュクチュ星人から
「気持ち悪い!」
「口をゆすがずに食べるなんてマナー違反だ!」
と怒られるだろう、と。
クチュクチュ星人と家族ではないので
毎日、一緒に食事をすることはない。
だから何も問題はない。
それに
わたしも他人に不快感を
与えていることだって
たくさんあるだろう。
「人に迷惑をかけてはいけない」
という固定観念が
根強く根強〜く
染み付いているけれど
人間は、みんな一緒で
この星(地球)で協力し、助け合って
生きているのだから
迷惑をかけてしまうことだってある。
でも本当は、
迷惑をかけることも
かけられることもできない。
「人に迷惑をかけてはいけない」観念には、
怒られることが怖い、とか
嫌われるのがイヤだ、とか
謝りたくない...などの
不安や恐怖が根にあると思います。
迷惑をかけるつもりがなくても
迷惑をかけられた!!と
他人から怒られたら
「ごめんなさい」と
心から謝る。
怒られたら謝ろう。
嫌われたらそれはしょうがないよね、と
肚をくくってしまえば、
何も怖いものなどない。
このような具合に
闇出し終了したのでした。
先日、
今年に入って初めて
あのクチュクチュ星人の
クチュクチュを目撃しました。
全く!不快感を感じない!!
「あ、やってる」
と現象を認めただけです。
否定的反応は出ず
そこに不快感も悪意もありませんでした。
やはり、
このクチュクチュ星人も神だったのだな、と。
クチュクチュ星人を
わたしの目の前に出現させたのは、
宇宙の仕業、神の仕業だったのだ、と。
神のおかげで
わたしの中の闇が
ごっそり外れました。
クチュクチュ星人に
心から感謝です。
ありがとう。
みんな完璧である、と
受け入れた上で
不快感や嫌悪感が
己の中にあるのであれば
抱えている物差し(観念、価値観、常識)を
発見できる機会になると思います。
だからといって、
不快な人や嫌いな人と
わざわざ我慢して
一緒にいる必要などなくて
嫌いな人は大嫌い!で
そこから速攻で離れて
2度と会わないようにするのも
いいと思います。
わたしは、すぐに離れます。
心の中で
あなたもわたしも完璧であるけれど
縁がないようなので、
さようなら
という感じで。
自分の周りには
好きな人だけがいいですね。
今日は以上です。
ありがとうございました。