お休みの日、

 

お昼近くまで起きない母のベッドに

息子がやってきました。

 

 

 

「なんかちょっとお腹痛い」

 

 

 

そのままベッドにもぐりこんできて

一緒に横になっていました。

 

 

P「今日一日、ゆっくりしていれば?」

 

息子

「★くんと遊ぶ約束しているから

もう少ししたら出かける」

 

 

お腹痛いって言っているのに

遊びに出かけるという。

 

 

普段からとっても元気で

ご機嫌さんであり

幸せオーラ満載な息子が

 

明らかにパワーダウンしている。

その様子を見たら

心配になりました。

 

 

 

しばらくしてから

お友達が息子を誘いにきました。

 

 

P「今日はやめといた方がいいと思うな」

 

息子

「やだ!いく」

 

P「お腹痛いんでしょ?」

 

息子

「大丈夫」

 

P「今日は家でゆっくりして」

 

 

息子「やだ!!」

 

 

しばらくこの攻防が続きましたが

1度言ったら聞かない我が息子。

 

 

 

 

それに、

ここで争っても

映画の中なんだよな〜

スクリーンの中なんだよな〜と思って

 

 

争い、意味なし!!

 

...ということで、

 

とりあえず、

わたしが引きまして

 

息子は出かけて行きました。

 

 

 

 

ここからの

わたしの葛藤がエグかったです。

 

 

以前、

保育園ママさんから頂いた

息子グッズが

 

なんと!!

 

飾ってある場所からいきなり倒れたんです。

 

 

 

 

 

これです。

 

 

 

IMG_9749.JPG

 

▼▼▼

 

息子グッズ、息子だらけ

 
 
 
今まで一度も倒れたことなんてなかったのです。
 
 
 
なぜ?
今日に限って倒れる???
 
 
 
 
 
 
ま、ま、まさか!!!
 

 

 

息子の身に危険が?

こーーわいっ!!

 

 

 

 

やっぱり、引き止めるべきだった。

 

無理してでも

行かせるべきではなかった。

 

もっとお腹が痛くなって

その辺で倒れているかもしれない。

 

こわいよ〜こわいよ〜〜

 

 

こんな想いが

ぐるぐる襲ってきました。

 

 

 

なんで?写真が倒れた?

なんで?倒れたんだ!!

 

 

写真に向かって

意味もなく不満をぶつけたりもしました。

 

 

 

しばらく

不安に浸っていたら

 

 

「アホらし.....」ってなって

 

 

 

 

「息子の写真が倒れたこと」と

「息子の身に危険が及ぶ」

 

とに繋がれていた鎖を

ぶった斬ろうと思いました。

 

 

ニュートラル番長降臨です。

▼▼▼

ニュートラル番長

 

 

 

 

 

 

 

写真が倒れたから不吉なことが起こる、

 

という観念

 

 

そこに繋がれていた鎖を

ぶった斬りました。

 

 

「写真が倒れた」と「不吉なこと」を

 

バッサリ!切り離して、

 

左右に離れたそれを鷲掴んで、

宇宙へぶん投げました。

 

ぽ〜〜〜〜い♪

 

 

 

 

なぜ、人間は、

なんでもかんでも関連づけて

意味付けしたがる生き物なのでしょうか。

 

 

 

ま〜それが

自我ちゃんの役割なので

アレなんですけども

 

過去の記憶から

原因を持ってくるのが

自我ちゃんの趣味です。

 

 

わたしは、

何かで見たり読んだことがあったのでしょう。

 

 

大切な人が亡くなるとき、

 

その方からいただいだネックレスの鎖が

突然切れた、とか

 

写真立てが落ちて

ガラスが割れた、とかとか

 

ドラマや映画で観たのかもしれません。

 

 

そんな記憶があったから

今回のことも

そうであるに違いない、と

 

意味づけをして

双方を鎖で繋いでしまった。

 

 

これ、

幼い子どもだったら

この意味づけをしないと思います。

 

 

写真が倒れたから不吉なことが起こる、

という情報、記憶をもっていないからです。

 

 

 

目の前で起きた「結果」を見たら

 

必ず、

「原因」を探して

それと結び付けようとする。

 

 

 

 

こうだからこうなった、と。

 

 

 

こうだからこうなる、に

繋がりはなく、

繋げているのは、

自我ちゃんなのだから

 

イチイチそれに気づいて

鎖をぶった斬る。

 

 

  • 歳だからパートナーは見つからない
  • 子どもを産んだから太った
  • いつもイライラしているから幸せになれない
  • 怒ってばかりだから子どもが卑屈になった
  • わたしのせいでこうなった

 

 

 

これらは全て

過去の情報、記憶から自我ちゃんが

意味づけして鎖を繋いだだけのこと。

 

これらは全て

繋がっていない。

 

 

 

歳でもパートナーは見つかるし

子どもを産んでも太らないし

イライラしていても幸せになれるし

ママが怒ったからとて

子どもは卑屈にならない。

 

そこに繋がりはない。

 

 

つなげるのが自我ちゃんの趣味だと気づくと

 

ニュートラル番長降臨させて

その鎖を斬る!!

 

▼▼▼

 

 

過去と未来は、繋がっておらず

 

「今」の在り方で

「未来」は、無限∞に選べる、

ということ。

 

すべて自分次第

どうにでもなる。

 

 

 

それでも

 

息子の体調が心配で心配で

わたしの方が

具合悪くなりそうでした。

 

 

 

体調が悪化して

大変なことになったらどうしよう。

 

外で倒れていたらどうしよう。

 

重病だったらどうしよう。

 

 

 

そのたびに、

 

体調が悪化しても構わない。

外で倒れてもいい。

重病だったらその時考える。

 

とこれまたイチイチ

ニュートラル番長降臨させていました。

 

 

 

これは、

自我ちゃんの声を黙らせるためです。

 

 

 

どうしよう、どうしようと

不安を煽るのが自我ちゃんなので

 

「それでも構わない!!」

 

と宣言する。

 

 

すると、

自我ちゃんは静かになるのです。

 

 

そして、

わたしの気持ちは

だんだんと落ち着いていきました。

 

 

 

 

 

もし、外で息子が倒れたり

何かがあったとしても

 

公園に来ているお父さんやお母さんが

助けてくれるだろう。

 

通りすがりの大人たちが

息子を助けてくれるだろう。

 

 

こんな気持ちが

湧き上がってきました。

 

 

とっても不思議な感覚でした。

 

 

 

 

子育てしている

見ず知らずの

パパさんやママさんへの信頼。

 

子育てしているしていない限らず

道ゆく大人たちへの信頼。

 

 

あ♡大丈夫だ。

 

 

そう思いました。

 

 

 

すっかり安心したわたしは、

また寝たんですけどね。(えっ?)

 

 

 

 

息子は全身汗びっしょりになって

元気に帰ってきました。

 

 

「朝、お腹が痛い」ならば

「夜まで体調不良が続く」

 

今までの息子がそうだったので

わたしは、

そんな鎖も繋いでいたようでした。

 

 

すっかり元気になった息子をみて

 

また改めて、

 

こうだからこうなる、を

 

イチイチぶった斬ろうと思った次第です。

 

 

 

今日は以上です。

ありがとうございました。