息子、発熱しました。37.7度。

 

 

学校にお休みの連絡をした後に

担任の先生からお電話を頂きました。

(※ご近所のどなたかに連絡袋を預けて

欠席を伝える方法をいつの日からか採用しなくなりました。

直接学校に電話しています。)

 

 

先生

「クラスでは流行っていないのですが

ほら!わたし、先週、インフルでお休み頂いたので

ダイヤくん、検査して頂けると助かるのですけど〜」

 

というご連絡。

 

 

 

 

息子のクラスで流行っていたのは、

確か去年の12月。

 

 

年が明けて、

生徒さん1人と担任の先生が

インフルに感染した以外は

皆さん、ぴんぴんしていたとのことです。

 

 

 

先生

「夜中におかしいと思って、朝すぐに病院行ったら

すぐに結果が出たので

ダイヤくんもできれば(検査)お願いできますか?

もちろん、可能であればですけど。」

 

 

先生、可愛すぎる。

 

 

 

息子はあっという間に熱が下がり

元気でしたが

 

夕方、病院の診察時間ギリギリに

インフル検査してきました。

 

 

といっても、今回は

時間的なこともあり

いつもの小児科ではなく

いつ行っても患者さんが少なく

すぐに診察して頂ける病院へ行きました。

 

インフル検査だけが目的なので。

 

 

 

相変わらず、

気持ちいいくらいのガラッガラで

到着した途端、すぐ診察室に呼ばれました。

 

 

息子の診察中、暇すぎるのか、

 

他の先生や看護師さんたちが

ワラワラ現れて

 

その中のある先生がわたしに

 

「予防接種したよね?」

と聞いてきたのです。

 

P「いいえ。」

 

医師「なんで?なんでしないの?」

 

P「必要ないからです。」

 

医師「それはwwwwちゃんと受けないとwww」

(なんかヘラヘラ笑ってる)

 

P「生まれてから

インフルエンザに罹ったことがないので」

 

医師「それはww(笑ってる)

これから絶対!!一度は罹るよ。

一生罹らないわけがないんだからwハハハハハw

 

P「.............。」

 

 

わたしはこの医師の顔を

マジマジ見つめながら

心の中でこう思いました。

 

「この人、モテないだろうな」と。

 

 

自分でもよくわかりません。

即座にそう思ってしまいました。

 

 

 

 

 

「今まで(テストで)0点とったことがないので」

 

医師

「これから絶対!0点とるよ!

一生、とらないわけないんだから。」

 

みたいな。

 

 

「今まで浮気されたことがないので。」

 

医師

「そんなわけないでしょ。

これから絶対!浮気されるよ。

必ず一度は浮気されるに決まってるんだから。」

 

みたいな。

 

 

大門未知子に向かっても

「これから絶対!失敗するに決まってるじゃん!」

 

と言っちゃうみたいに

 

 

この人って何を言っても

きっと否定系推しなので

一緒にいたらつまらないだろうな、と。

 

(※「わたし、失敗しないので」ドクターX観たことないのですけど)

 

 

 

そんなことを思いながら

 

検査の結果が出るまで

息子と2人、奥の場所で待機していました。

(※ちなみにこの病院の検査は、

最新式ではなく原始的な長棒グリングリンでした。)

 

 

 

待機中、

 

これは、わたしが映し出した現象であるが

何がわたしの中に入っているのだろう、

と悶々と考えていました。

 

わたしがあの医師を映し出したからです。

 

 

わたしは、医師の言葉の

何に反応したのだろう。

 

 

 

しばらく自分の心の中に入っていくと

 

 

インフルに罹らない我が息子に

勲章を与えていたことに気づきました。

 

インフルに罹ったことがない息子、

スゴい!!......みたいな。

 

そして、親であるわたしも

インフルに罹ったことがない、

 

どうだ!(自慢).....みたいな。

 

 

 

 

レベルは全く違うのだが

 

イチローの10年連続200本安打達成や

吉田沙保里のオリンピック3大会連続金メダル

 

みたいに

 

8年連続インフル陰性記録に

少なからず執着していたことに気づきました。

 

ここに少しも執着していなければ

 

「一生罹らないわけがないんだからwハハハハハw」

 

の言葉に反応すらしなかったと思います。

 

 

インフルに対しての

わたしの心が

ニュートラルになっていない証拠なのでした。

 

 

インフルに罹ってもいいし

罹らなくてもいい。

 

どちらでもいい、という域に

到達しているつもりが

全くでした。

 

 

無意識に無自覚で

8年連続陰性記録に執着していたので

 

豪快に飛ばしてみました。

 

執着も【闇】なので、

宇宙に飛ばします。

 

 

そして、

 

あの否定系推しの医師は、

 

完全に「わたし」です。

 

 

わたしの中の【闇】を

完璧に映し出していたのでした。

 

 

これを逃さずに捉えました。

 

 

わたしが映し出した

この医師の特徴は、

 

「決めつけ」です。

 

 

インフルエンザは、

誰でも一度は罹る、

という決めつけ。

 

 

 

数日前、

 

わたしは、まさに!!

息子に「決めつけ」セリフを

吐いていました。

 

「本を読め!

本を読まないからできないのだ!」と。

 

 

さんすうの宿題。

問題をよく読まずに

「わからない」と言っている息子に

言ったセリフです。

 

さんすうの問題が解けない理由を

本を読まないから解けない、

と決めつけて

 

本を読まないからダメだ!と

否定している。

 

 

まさに

わたしの「闇」をまんま!コピーした

否定系決めつけ医師が

目の前に現れてくれたのでした。

 

 

 

「この人、モテないだろうな」

 

とは、

 

 

「わたしってモテないだろうな」

 

と自分に言っていたのです。

 

 

目の前に現れた人間に対して

少しでも反応が起きた場合、

 

こうして己の中を掘っていくと

必ず、

自分では見たくない

知りたくない「闇」を発見します。

 

というか、

 

自分の「闇」に気づかせるために

 

その人間は現れてくれてるのですけど。

 

わたしの世界には、「わたし」しかいない。

 

 

 

 

 

検査の結果は、

 

 

 

陰性でした。

 

 

息子は、元気です。

 

 

今日は以上です。

ありがとうございました。