我が家の食卓では
 
残り物定食ができ上がらないと前記事に書いたのですが
 
それ以前に、
 
わたしは息子の残りものを一切食べないことに気付きました。・・・





息子が残した場合、

彼本人に全て処分させていたんです。びっくり

自分の分は自分で処分する。
 
いつのまにやら
 
そんなルールができていました。
 
 

 
息子はその度に

食材たちにむかってイチイチ

「ごめんね。。美味しかったよ。ごめんね。」

となぜか声をかけながら処分しています。

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もったいない。


日本人のくせにわたしには、

このもったいない精神が足りていないのかもしれません。







食事は、

美味しかった〜♪、幸せ〜♪、満足〜♪ラブ

・・で〆たいと強く強く思っています。





もったいないからと

無理して食べることになった場合、ゲロー

美味しかった〜♪幸せ〜♪

・・で食事を〆ることができません。






こんなわたしでも

「出されたものは残さず食べなさい。」
「食べものを祖末にしてはいけません。」

と言われながら育った世代です。



給食は、好き嫌い関係なく

残さず食べるのが当たり前で

食べ終わるまで教室に残されている生徒が必ずいた世代です。




世界には食べものに不自由している国がある

という話を耳タコ状態で聞かされて育ちました。




「この世にはお腹いっぱい食べられない人がいる。
・・だから残さず食べなさい。」

そう言われながら育った方も多いと思います。


学校や家庭でそんな映像を観せられた記憶があります。



子どもの頃、

今、わたしがこの目の前の食べものを残さず食べたら

遠くに住んでいる肌の色が違う人達のお腹がいっぱいになるのかな。
 
今、わたしが苦手なものを我慢して無理矢理食べたら

みんなのお腹がいっぱいになるのかな。



わたしが頑張って苦労して食べたら

食べものに不自由している人達のお腹を満たすことができる

と真剣に信じていたこともあったのです。アホ


 
実際は、

わたしがいくら無理して頑張って食べても




誰の腹の足しにもならない。



わたしの無理食べ損だったわけです。滝汗

 
 
 


頑張って食べて、そのおかげで

どこかの誰かが幸せになるのなら

その苦労も救われるかもしれない。

頑張った甲斐もあるかもしれない。
 
(※これは健康である場合に限ります。
なんらかの理由で食事ができない場合のお話ではありません。)



無理して食べても誰かのお腹を満たすことはできないし
 
誰も幸せにはならない。
 


 
だったら、

美味しかったーーー♪幸せーーー♪満足ーーー♪ラブ

で食事を〆、
 
己を存分に満たした方がいいと思いました。








 
農家の人が悲しむでしょ?

お料理作った人が残されたお皿をみたら悲しむでしょ?





農家の方々や料理をつくってくれた人のために

頑張って残さず食べる
 
・・という教えも確かにある。
 
 
 
でも食事って
 
他人の喜びのためにするの?

他人のために己の心を殺して泣きながら食べるものなの?
 
己の胃は、
 
もう食べものを入れてこないでくれ!と言っているよ。






——子どもを生んで、
 
子どもの為に食事を用意するようになった。

まさか、自分が一生懸命つくったものを全面否定され、
 
まるっと残されるという経験をするとは思わなかった。ガックリ・・・



食事に自分を投影させてしまい、
 
食事を残すなんて私のことが嫌いなの?・・・泣3
 
・・と自分自身が否定されたように勘違いし

悲しい日々を過ごしたこともありました。


▼▼▼


 
 
 
 
 
でもよく考えてみると

無理して頑張って食べる行為は



誰も幸せにしないし




精神と胃腸を弱めるだけだ
 
と分かってしまいました。


 
 
 
 
子どもの胃腸が弱ること

これがわたしの一番のダメージなのです。
 
 
 
息子が病気になって悲しいのはわたしなのです。
 
腸が第1位に好きなわたしにとって(内臓の中でw
 
腸をいじめる行為は断じて避けねばならない。
 
 
 
 
 
子どもの成長と健康のために
 
たくさん食べて欲しいと願うけれど
 
本人がいらないと言っているところに
 
「残さず食べなさい。」
 
とは言えなくなりました。
 
 
 
 
やはり食事は、

美味しかった♪幸せ〜♪満足した〜♪照れ
 
・・と己を満たすために食べたいです。
 
 
 
 
ママさん方の残り物定食も
 
たまにだったら楽しいかもしれません。
 
 
でも毎日残り物定食だったら
 
楽しくないかもしれません。満足感が薄い気がします。
 
 
食べろ食べない、で散々バトルした後に
 
食べる残り物定食の虚しさよ。。。。・・・泣
 
 
 
 


 
食べたいものだらけの定食を
 
食べる日があってもいいな〜〜〜〜♪
 
・・と思い今日の記事を書いています。・・・
 
当然、ご本人に言うことができないから
 
ここに書いています。・・・
 
 
 
 
それに、
 
子どもが残したものを本人に処分させることには
 
メリットもあります。
 
 
 
 
食べものを処分する行為は
 
とっても楽しくありません。
 
 
食べられなくて申し訳ない、ごめんなさい、無駄にしてしまった
 
という気持ちが自然と湧いてきます。
 
 
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その気持ちを味わうのも経験かと思います。
 
 
処分するのがイヤなので
 
食べる前に食べる量を考えるようになります。
 
己のカラダと相談するようになります。
 
己の胃と仲良しになります。
 
 
 
結果、
 
無駄が減るのではないかと思っています。
(※無駄も大事ですけどね。)
 
 
今日は以上です。
 
ということで、今日もありがとうございました。