誰にだって悩みはある。


はて?

『悩み』ってなんや?


実のところ

『悩み』ってどういう意味でしたっけ??・・・開




~悩みとは~


精神的苦痛、負担を感じること。


思い煩うこと。心の苦しみ

出典 https://kotobank.jp/word/悩み-589920






「悩みなんてなさそうですね?」


うっかり、そう思わされてしまう人というのが

世の中にはいらっしゃいますし

私もよくそう言われる側の人間です。




精神的苦痛がない人間なんて

この世にいないわけがない。


精神的負担がない人間がこの世にいるわけがない。(いるかも)





悩み、悩み、悩み


・・と簡単に言えちゃう単語なので



悩みなんてひとつもないでしょう?』


という安易な会話が成り立つのかもしれない。





とってもお幸せそうで

いつも笑顔でキラキラしている人。


そんな素敵な方にお会いすることもある。


がしかし、

そういう方々も


水面下では兎にも角にも必死だ。




必死に足をばたつかせて前へ前へと進んでいる。


※ちなみに私の場合、
いつも笑顔でキラキラして幸せそう
・・と思われているのではなく

何も考えていなさそう、
人生諦めてそう
・・という側の括りで
「悩みなさそう」と言われるのです。





私の知り合いで

旦那さんがあまり家に帰って来ないため

まさに私のように1人で子育てしているような方が

いらっしゃいます。


その方が


シングルで実家暮らしの方が羨ましいと

おっしゃっていました。




それとは別に

ある生っ粋のシングルママさんは、

家に帰って来なくてもいいから

旦那がいる家庭が羨ましいと

おっしゃっていました。





この相反するご家庭

それぞれがそれぞれの悩みがある。





——シングルで実家暮らしの方は

親に小言や嫌みを散々言われるし

金銭的な面でも揉める。



ママさんにきょうだいがいる場合には

きょうだいからだって色々と言われる。



家族皆に気を遣いながらも

子育てに口出されるし

子供に対する態度のダメ出しなんてしょっちゅう。



「子供がこんなことするなんて

お前が悪い!お前の態度が悪いからこの子がこんなことをするんだ!」


お前が悪い、お前が悪い、お前が悪い・・。


子供と一緒に親子水入らずで暮らせるなら

どんだけ幸せだろう。





一方、

旦那さんがいても子育てなんてしやしない。

いつも帰りは夜中。休日出勤なんて当たり前。

あまりにも辛くて辛くて。。

唯一頼りにしている旦那さんに

悩みを打ち明けても


「周りはみんなそうやって子育てしている。
お前にできないはずがない。甘えるな。


と突き放された。

それ以来、何も言えなくなった。


こんなことなら


実家に帰って両親に手助けしてもらいながら

子育てした方が


どんだけ幸せだろう。






独身には独身の悩み。

既婚者には既婚者の悩み。

ひとり親にはひとり親の悩み。




どの立場になっても

悩みは尽きないものである。





過去に

「悩みは感動する為にあるもの」

と書いたこともあった。

⇒悩みがあるから





ご主人も立派でお子様も素直で健やかにお育ち。

とっても幸せそうで

周りから大層羨ましがられている女性。



だがそれはあくまでも表向きの顔で

実際は家庭内別居をしていて

仮面夫婦であるご家族を

私は何組か知っている。




どんなに素敵な人でも

いつも余裕があって穏やかな人でも

水面下では必死に足を動かしている

・・ということは

皆同じなのだ。




そう考えると

人を羨ましいと思う気持ちが

スッとなくなりませんか?




——そういう私も


数日身体がしんどくて、

朝起きたらまさかのザーザー雨。


息子と雨仕様の支度をしてテクテク歩いて保育園へゆく。

園に着く頃には全身びっしょりんこ。ガックリ・・・



そこへ

旦那さん?かおじいちゃん?の送りで

車から降りてくる親子に遭遇したりすると


いいなぁ~こんな雨の日は車に限るよな~

と羨ましく思う。



「雪だから保育園休ませた。親に預けてきた。」とか

「ぐずって大変だからばぁばに送りを頼んできた。」


なんていう連絡が入ると

いいなぁ~両親が近くにいるとこういう時

助かるよな~

と羨ましく思ったこともある。

数知れずある。




だけれど、


それは表向きしか見えないからそう思うのだ。

美しく泳いでいる白鳥の姿しか見ていないからそう思うのだ。


 

 



水面下では必死にばたつかせている

白鳥の足の存在を忘れている。








皆それぞれに頑張っている。
 

 


美しい白鳥の姿だけ見て

羨ましいなんて思わなくていい。




それならば、


周りにベクトルを向けずに


自分にベクトルを向けようじゃないか。




自分がどれだけ幸せかを

ひとつひとつ数えた方がいい。







子供がいることが嬉しい。


母親にさせてもらえて嬉しい。


子供が健康で嬉しい。


子供と一緒に暮らせて嬉しい。



子供の笑顔を毎日間近で見られる幸せ。


毎回送り迎え出来る自分の健康が嬉しい。


送り迎えでげっそりすることもあるけれど
感動することにも出会えるから嬉しい。


保育園への道のり、
一緒に雪道を歩いて足跡つけた思い出が愛おしい。


イライラするけれど
寝顔を見るとほっと幸せな気持ちになるのがたまらなく嬉しい。



あんなに激しく怒ったのに

いつも「ママ大好き♡」と言ってくれる。

無条件に私を愛してくれる人が
この世にたった一人でもいてくれることが嬉しい。








——「あっ!見て!!お月さまぁ~♡キレイ~~♪」

保育園の帰り道、

息子がキラキラした瞳でそう教えてくれた。

心底、私は幸せだと言える。







周りが羨ましい


・・そう思うときだってある。


それはそれでいい。



「羨ましい」と思う気持ちは、決して悪いことではない。



羨ましいと思ってしまう自分はダメだ

と自分自身を否定しなければよいと思う。指圧の心






周りが羨ましい

・・と周りにベクトルを向けるよりも


「わたし」の中の幸せを数えることができたなら


一生安泰


いや、

一生無事であるのは確実だよってお話。


私はそう信じているんです。・・・にんまり




だから私は今日も

自分の幸せに注目することにしよう♪


旨い酒が呑めるこの元気な肝臓、健康な身体に乾杯♪・・・愛


ということで、今日もありがとうございました。

(参加しております。)