
燗が旨い季節。
徳利の画像見るだけで
テンションあがっちゃうって
なんか異常だな、ワシ。
我が父は、お酒といったら燗。
ド若かった頃の私は、
燗のどこが美味しいのか
全く意味が分からなかった。
ストーブの上に薬缶を乗せ
湯を沸かしている。
薬缶の蓋をとって
中に徳利をそっと忍ばせる。
まるで徳利が温泉に浸かっているかのよう。
「いい湯加減じゃ・・
」
なんだか懐かしい、憧れの風景。
燗の旨さが分かるようになった時、
大人になったと思った。
「あぁ~こういうことか・・」と。
ビールもそうだった。
あんな苦いモン
大人は大層有り難がって呑む。
それも一気に勢いよく呑む。
そして、この上ない幸せそうな顔で
気持ち良さそうに呑む。
(※運動会後の慰労会にて。)
いいな、美味しそう♡
私も大人になったら飲みたい!きっと飲むんだ♪(ワクワク♡)
大人のおかげでそう思わせてもらった。
甘いものばかり求めていた子供時代。
いつの頃から
この苦味を欲するようになるのだろう。
春になったら必ず食べたくなる
たらの芽やふきのとう。
苦味を美味しいと感じるようになる。(ゴーヤもね)
——「大人になったらね♡」
いつもそう言われて
飲めない、食べられないモノ達を目の前に
おあずけをくらう息子。
「なんで?こんなモンが旨いんだろう。」
そんな風に毒づく時期を経て
「あぁ~こういうことだったのか・・。」
と理解する。
大人が何でも美味しそうに
呑んだり食べたりしていると
未来への希望がわいて
呑めはしないけれど子供も楽しくて幸せだっていう話。
早く大きくなって一緒に酒を酌み交わしたい。
大人の苦い食べものをアテに色々な話をしたい。
そんな思いとは裏腹に
急いで大人になんてならないで欲しい。
このまま子供でいて欲しい。
「だいすき♡」と言ってくれる今のままでいて欲しい。
そんな矛盾に満ちた思考に苦笑いする
そしてまた、
燗にした酒の旨さやほろ苦いビールの旨さを
知った大人っていいぞ!
いやでも・・そのままでいて欲しい
そのままの純粋な君でいて!
・・みたいな無限の謎のループ。
なんなんでしょうな。
無限の謎のループをひたすら勝手に楽しんだ結果、
「今」を大事にしよう。
そう思った。
今の息子、今の私、今の瞬間。
ついつい忘れがちな「今」を大切にすること。
そして、
お酒を美味しそうに呑んでいる姿、
毎日、楽しそうに暮らしている姿、
そんな大人の姿をみて
「人生って大人って楽しそうだな。」
と子供に思ってもらえたら嬉しい。
——最近、怒ってばかりだった。
「ぴ~ちゃん 意地悪っ!◯◯くんに謝って!
」
と何度となく言われた。
イライラして怒るのは
先を急いでいるから。(私の場合)
「今」を大事にせずに
先のことばかり考えているから。
「今」がなければ、この先の未来もないのにね。
このままだと
大人ってつまらなそう。
だって怒ってばかりだもん!
息子にそう思われても致し方ない事態。
(※私も子供の頃にそう思っていたくちである。)
もっと笑おう♪
もっと自分を褒めちゃおう♪ワシ。
そう、ワシは酒気帯びを通り越して酩酊状態である。
燗をつけながら
独り、プチ哲っていたら
こんなことになってしまった。
まぁ~いい。
今を大事に大切にしよう
という着地点に
迷走しながらも辿り着けたのだから良しとする。
満足してぐっすり眠るがいい
ということで、今日もありがとうございました。
(参加しております。)
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