
※お互いで写真を撮りあっている体(てい)。
彼が持っているのは、
懐中電灯。
——雨の日の帰り道。
3歳ぐらいの女の子とお母さんが前から歩いてくる。
薄紫の合羽に黄色い長靴。
見事なまでの補色コーデでとっても可愛いらしい。
それに反して
前から迫ってくる空気は
雲行き怪しきグレー。
大声で何やら叫び、ギャンギャンに泣きながら
お母さんを追っかけている。
「約束でしょっ!約束したからダメ。
ダメなものはダメ!」
女の子は激しく泣き叫ぶ。
夕方、
お母さんも子供も疲れてくる時間なので
お互いにひくにひけない時間帯。
あぁ~・・
マジで分かるわ、こういうの。
着々とこの親子は
険悪ムードへと突入してゆきますよね。
しかも雨だし。
「もぉ~~~ほんっと!いい加減にして。
ママ、先に帰るからっ」
「どぁってーーーどぅあってーー(だって、だって)
☆☆ちゃん、マ”マ”が~~~
ママが~~ぁ~!!
ドァァイジュギナンダカダァァーーーーーーーーー!
」
(大好きなんだからーー)
ふっ・・♡
なんと、
彼女は大声でママが大好きだと告白しておりました。
「う、うん。分かってるけど。」
戸惑い気味にびっくりしたお母さんだったけれど
怒りパワーが一瞬のうちに消えてなくなる瞬間を
目の前でリアルに見られましたよね。
私と目が合い
「お互い大変ですな。」
の意味を込めて
泣き笑いのような表情をし合って
会釈して別れる。
「あの子、かわいしょー(可哀想)だったね。」
と息子。
当たり前だが、
息子はやはり子供目線で世を見ている。
「もう大丈夫だよ。
仲直りしたから大丈夫なんだよ。」
「◯◯くんもぴ~ちゃん大好き♡
」
はっ?
あのセリフ、聞き取れていたのか!!w
子供は子供の言葉をちゃんと聞き取っているのだな
と思った件。
「うん、ありがとう。
私も◯◯くん大好きだよ♡」
「うん♡ありがとう♡ぴ~ちゃん♪大好き♡
」
エンドレス。
不毛すぎる程にエンドレスw
なんだよ、なんだよ
この幸せなシーン。
——夕方ってそうなんだよな。
皆が皆、疲れてくるから
ちょっとしたことでイライラしちゃうんだよね。
あの補色コーデの可愛らしい彼女の
「大好きナンダカダァーーーー!!」
にやたらと癒された日。
息子の合羽が限界に近い。
そろそろ新調しないとな。
大きくなりましたな。
ということで、今日もありがとうございました。

