H o l l y.

 



もうこの歳、ド中年の域に達すると

暮らしに刺激なんぞなく

感動することも減ってきます。


「あっ、これは、あの時と同じ感じだよな。」

と昔からの経験と重ねてしまうので

初めましてな感動は当然のように薄れていくのであります。
(この場合、映画や本などの感動は除きます。)


これのオチはこうだろう?犯人はこの人だろう?

と小説の結末を前のめりに予測するみたいに

日々暮らすオッサン。
 

 

 

ウチにはちーちゃい子供がおりますので

この予想を遥かに上回るアクションを常に彼は起こしてくれるので

刺激があるには変わりはない。

はい!大変有り難いことであります。・・・



毎日こなさねばならない保育園の送り迎え。


特にお迎えにいくのが

まぁ~~!!しんどい時というのがあります。

はっきり言ってしまえば





面倒くさい。
(スイマセン)




同じ道のり、同じ風景

・・なんの変化もないこの感じ。


ヤバい、なんか自分・・荒んでしまう

いや、既に荒んでいる。

そう急に思いまして


何とか刺激ある暮らしを・・と

受け身で待っているのではなく

刺激を求めに攻めてゆこうじゃないか
と思ったのであります。


ま~そこまで深刻に考えてるわけではなかったのですが。



ある日のこと

「よし!ここから保育園までの道のりで

ハゲのおっさんに出会えたら

ワシ、幸せすぎてうひゃひゃひゃーーって

リアル笑いしてしまうかもしれんあははあははあはは

 


そう密かな楽しみを持って自転車を発車させました。

(出会う信号全て青で、
立ち止まらずに行けたらラッキーみたいな勢いで。)



自転車に乗っている時間はほんの5分程度。

そうそう出会えません。



この季節、

ハゲだからこそニット帽率高いですよね。

人一倍寒いわけだから。

しくじったか、信号の青的なモンの選択間違えたか・・と思いながらも

そんな楽しみも忘れて、息子を引き取り

中々帰りたがらない彼に萎え萎え・・

顔は当然こう!

 


 

 


やっとその気になった息子と玄関で靴を履いていたら



玄関まえで宅配業者の方がインターホンを押していたのです。
(中から外側が見えます)


保育園の玄関に入ってきた宅配の方は


なんと!





ハ  ゲ。


ハゲのオッサンだったのであります。
 

 

 

 

 



うひゃひゃひゃひゃーーーーーですよ、マジで。

リアルHAGEですよ。

ノン帽子ですよ。


あの日あの時、

ハゲのオッサンに出会えたら私はハッピーで幸せなのだわ♡的に

決めこんでいなかったら

こんなにもテンションは上がらなかったはずです。


なんていうのでしょう

そのハゲのおっさんが

やけに可愛く見えて仕方がないのです。・・・嬉


もしかして、ワシ・・ハゲ専??

と勘違いしてしまうほどに目がハート・・・嬉

 


夢見る乙女レベルのオーラを放っていたかと思います。
 

 



もう心の中では、

キャーキャーですよ。キャーキャーが止まらないのであります。


「キャーーー!可愛い~ん♡キャーー!!可愛い~~ん♡」



略して



キャイ~ンですよね。










浅井企画

 


中々帰らなかった息子に対してのイライラなんて

あっという間に

吹き飛びましたよね。

いい気になって翌日も試してみたところ

今度は前から反対方向に自転車に乗る
ハゲサラリーマンに出会いました♡(←敢えてハート)

その翌日もその翌日も・・
毎度毎度

キャイ~ンですよ。

 


浅井企画

 


憧れのカッパハゲさんにも遭遇致しました。


なんなんだこれは!!と。

刺激とか面白いことなんて

簡単に自分自身で作り出せるということを

改めて思い知ったという衝撃。



いや、忘れていた感覚を

フッと思い出した様な記憶障害が急に治ったような感覚。


ド若い頃というのは、こんなモン!当たり前なことで

朝飯前ですよね。

あ~~年取ったからって忘れてたわ~~。


普段ならばハゲのオッサンと出会っても
なんの感情も沸かないと思うのです。



ハゲ

 

ハゲの存在は全く変わらずそこに存在しているのに

こちら側の勝手な都合で
こんなにも楽しませてもらえるなんて。



そんな忘れていた感覚を

思い出すことが出来たということが

ハゲとの遭遇よりも

最近での一番の刺激的な出来事となったのでありました。


ということで、今日もありがとうございました。

(これってかなり哲学してますよね。深いわ~マジで深い話だわ~。ランキングに参加しとります。)