ぐ、ぐ、ぐぐぐぐ・・グイマー現る!!
とうとう出会ってしまった。あのグイマーに!!
⇒”自分とは違う距離感ママ”
なんということ。
こんなにも早くに出会ってしまうとは。
それは雨の日だった。
確かにいつもより遅い時間に登園。
雨で徒歩登園した朝だった。
教室へ入ると、
『あぁ~~◯◯くぅ~~ん♪』と
やけに息子にラブラブ光線をおくるママさんがいらっしゃった。
一応目礼だけして息子の準備が終わるのを待っていた。
すると、いきなり声を掛けられた。
『あの~~この前、え~っとお母さんとお話をして~・・』
「ちがうよ!◯◯くんのおばーちゃんだよ!」と娘さんにツッコまれ
『あ!!そうそう、おばーちゃんとお話したんですよ~』
一瞬何のことだか分からなかった。
おぬし、グイマーかっ!!
速攻でシャッターをおろす私がおりました。
ガラガラガラ~~~
全くの素ぅ~~~~・・・無表情の素ぅ~~~~
『おばーちゃんとお話して、それでその~~・・あははっ』と
話しかけてくるグイマーに
ワタクシ、
「はぁ~・・」としか言えませんでした。
調度、息子が抱っこをせがんでくれたおかげで
前抱っこを勢いよく披露し、グイマーからの距離をとった。
ヤバい・・こんなにも早く出会ってしまうとは。
ワタクシ、
もれなく気絶しそうになってしまった。
たった一度、それもほんの少しグイマーが話しただけであるのだが
グイマーの性格というか、
ワタクシの脳内では素早くグイマー分析をしてしまっていた。
このグイマー、やたらとペコペコするのだ。
そして、
話の合間合間に『あははっ!』とぎこちない笑いを入れる。
幼稚園のママさんに多そうな甲高い声をだす。
完全によそゆきの声ですよね?な声で
馴れ馴れしそうだけれどもモウレツな緊張感が伝わってきてしまうという。
いくらこちらがシャッターをおろしているとはいえ、
相手がお話しているので目をじーーっと見つめて話を聞いていた。
もしかしたら睨んでいたのかもしれない。
いや大丈夫です。
目は鋭かったのかもしれないが、
社会的な常識を踏まえ、口角だけは必死に上げていたから。
笑顔で愛想良く話すグイマー。
けれども何というか、
あたふた・・あたふた・・あたふた感と緊張感が
グイマーオーラを果てしなく覆っていたのであります。
私が決して相手の目を離さなかったからでしょうか。(睨んでいたからでしょうか)
きっと悪い人ではないのだろう。きっといい人なのであろう。
息子とグイマーの娘さんがただ一緒のクラスというだけの縁。
ただそれだけだ。
それ以上でもそれ以下でもない。
結果、
こちらから接触することは100パーないので、これから何も問題はないだろう。
先日、グイマーの件で
『むしろ嫌われたい』と書いたことについてメッセージを頂いた。
そのお返事をこちらで書かせて頂きます。(スイマセン)
私のことを嫌いになってくれれば、
グイマーは決して私に近づかないからです。
嫌いな人には誰も近づかない。
自分が苦手だと思う人に嫌われれば、
その苦手な人は自分の周りから、有り難いことに
勝手に自動的に去ってくれます。
ただ、自分が苦手だと思う人間は、あちらも確実に私を嫌いだと思っているので
万事OKなのです。
自分が好きなひとに嫌われるのは悲しいけれど、
嫌いなひとに嫌われるのは、当然!といいますか
・・そういう決まりみたいなものだと思います。
好きなひとに嫌われることも、
それはただの縁の切れ目なので
本当は何も問題はない。
あんなに大好きだったこんにゃくをいきなり!
本当にいきなり突然に!
『これお口に合わないの~◯◯くん。』
と一切口にしなくなった息子のように
ある日突然、好きなものが急に自分に合わなくなることがある。
息子に嫌われてしまったこんにゃくに何も罪はない。
ただ息子の口、息子の嗜好が変化しただけだ。
ざっくりいってしまえば人間関係もそんなものだと思います。
けれども、私に罪はない。合う合わないだけのこと。