保育園のお迎えにいきましたら、

『今日、◯◯くん・・ママにあたるかもしれません。』と先生。


んですと?超絶!怖い・・・


園では冷静な男、家ではその反動(?)なのか

相当な怪獣に変身するということを先生も十分ご存知。

⇒”ちーちゃい不良”

⇒”衝撃なひとこと”


お話を伺うと、

息子が目に涙を一杯浮かべ、必死に耐えていたので

先生が声をかけてくださったのだそうだが

息子は頑として訳を話さない。

いつもそうなので、

『ママ、理由を聞いておいてね・・』とよく言われます。
(家ではベラベラと訳を話すので)

しかしながら、

『あんなに、悔しそうに涙を浮かべて必死に耐えていた◯◯くん、初めて見ました!』と先生。

去年からの息子を考えるとびっくり仰天する程に

感情が出てきてくれたので先生はとっても嬉しいのだそうだ。


先生の予想通り、全く!裏切られもせず

この日の息子、ちーちゃい不良っぷり炸裂でございました。


あっ?




『どうしたの?何かあったのかい?』


『やだ!ぴ~ちゃん やだ!』


優しく語りかければ鋭い目つきで拒否をされ、抱きしめようとしても激しく拒否られる。

ならばと何事もなかったかのように

落ち着くまで待とうという態勢に入ろうものならば、

無視すんじゃねぇーー!ばりに暴れる。


このような状況・・何をしても逆効果になるのでいつものこの言葉を!!

『◯◯くんが落ち着いたらお話します。それまではお話しません。』

と宣言。

(いつもこの作戦で乗り切りますが、
息子にとって非常に恐怖の言葉として染み付いております。息子には効き目があります。)



その間の息子ときたら、

まぁ~~~~~!!!!!!怪獣。

とにかくすんごい!状況であります。

泣き叫ぶし暴れる、叩いてくるし、蹴りも入るのかしら?覚えておりません、


素ぅ~~~


表の顔はこんな感じですが心の中は必死・・



必死に耐える・・だな。



通報覚悟な状況です。


ですが、この時・・私はあることを心の中で唱えています。

『発散しなはれや~~♪思いっきり発散しなはれや~~♪』


保育園での息子は相当我慢しているのでしょう。

保育園では内に秘める男なのでありましょう。

ここぞとばかりに発散しておけ!大丈夫!との願いを込めます。



今回、何があったのかは分かりませんが、

まずは、息子本人が自分自身で落ち着くことを学ばなければ

先へは進めません。

何だか、ワタクシ冷静に書いておりますが、


何度もブチキレそうになっています・・現場では

マジでブチキレ5秒前なんだぜ・・と呟いてみたりしています。


全くワタクシが口をきかないのでどんどんエスカレートしていきますが、

ある程度の時間がたち、怪獣の時間に息子も疲れてきます。
(それはそれは地獄の時間ですが)

そうすると、優しい~~穏やか~な声で・・


『ぴ~ちゃ~ん♡◯◯くん 落ち着いたの~~♪さっきはごめんね♪』

と言ってくるのです。


敵が落ち着けば、もうこっちのモンであります。


抱っこをし、自分自身で落ち着けたことを二人で大喜びする。

それからですな・・保育園での出来事を発表してもらいます。


とにかく、

保育園での出来事(仕事)を家庭に持ち込むんじゃねぇーー!!

とは申しませんが、


外で嫌なことがあった。

その事実をどう自分の中で処理していくか・・・

私なりの智慧を伝授していかねばなりません。



入園当初、息子も外遊びが出来ないのもあり荒れておりました。
(先生がおっしゃるには男の子皆が荒れていたそうです)


そんな中でも前の園から一緒であったBくんがとにかく暴れん坊で

ワタクシが見ている前でも息子を叩きまくったり、息子だけでなく

周りにいるお友達全てを突き飛ばして泣かせ、走っていってしまう。

非常に荒れているのが私でも分かりました。


彼とは私も何度かお話したことがあり、

最近は落ち着いてきたように感じていたのですが、

今回、そのBくんにたくさん叩かれぶたれたのだそうだ。

『やめて!』と何度もお願いしたけどダメだった・・。

『なんで?Bくん ◯◯くんに 叩いちゃったの??』

   

Bくんの表の顔(左)、心の中の顔(右)



なんか怒りたかったんじゃない??

『なんで~?怒っちゃったの??』


悲しくて寂しいからじゃない??



『しょ~なんだ~♪』

うん・・また叩かれて辛かったら、走ってどっか行けばいいよ♪


『わかった。』


息子もとっても悲しくて辛かったので

目に涙を浮かべて独り耐えていたのだろう。

先生に辛さを発表せずに独りで耐えていた・・

息子よ・・漢(おとこ)よの~~。



生きていれば、必ず辛いこと、悲しいことに出会いますな。

そのことを自分自身でどう捉え、全てをどう糧にして生きてゆくか。

学校では教わらないことを私は伝えていきたいと

思っています。

その為にも日々精進でありますな。

ということで、今日もありがとうございました。

(そして、いつも何故だか半笑いで密かにひっそりとクリック押してくださっている方々に感謝であります。)


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