2010年に息子を出産致しました。
初めての子育てながらも我が子はとっても可愛くて可愛くて
こんなに幸せでよいのだろうか・・このままでは幸せすぎて気が狂うのでははいか??と
我が子の写真や動画を独りで見直している時によくそう思っていました。
(たいして代わり映えしない画像を何度もみてニヤニヤしておりました。)
出産して本当に幸せ一杯でした。
息子が成長するにあたり、
当然のように段々と自分の思い通りにいかないことが増えてきました。

そんなに可愛い過ぎる顔でこっちを見るでない!
ぐっすり眠ることもできず、寝不足が続き精神も壊れてくる。
急に泣きたくなったり、イライラするようになりました。
人生で、生まれて初めて!自分の思い通りにならないイライラを経験しました。
これは、子育ての経験がある方全てがそうお感じになるのではないだろうか。
初めての子育てで、
人生初めての怒り、悲しみなどを経験するのではないだろうか。
私は、このイライラ、怒りをどうにかしたい!と
息子を生んでからの3年間・・いやもうすぐ4年、
ずーーーーっと!!ずーーと!!考えてきました。
何かいい方法は?どうやったら怒りを抑えられる?どうしたら?どうやって?と。
その手の本もたくさん読み漁りました。
何だか、ダイエットしたい人がダイエット本を
あれもこれもそれもそれも・・といった感じに
たくさんの量の本を読むのだけれど、
一向に痩せない・・・みたいな。
本音は、別にいいや♪痩せなくても♪と思っているのではないか?自分。
(怒ってイライラしている自分でもいいやと思っているのか?)
またいつか痩せればいいわよね~~♪
(いつか穏やかになれればいいわよ~♪)


だって美味しいもの食べたいもの♡美味しいものはヤメられないのよ♡と。
(だって怒っちゃうんだから~しょうがないでしょ?)
だけれども、
鏡に写る自分を見ては、見苦しくて心底ガッカリし
自分にイライラする。
あ~~~~!!イカンぜよ~~!!
ワタクシこのまま、なぁ~なぁ~と欲求のままズルズルといってしまっては、
ブクブクととんでもない巨漢に・・・
脂肪という名の怒りを溜め込んで、一生!イライラしたままの人生になってしまう。
やばい・・。真剣にやばい・・。
こんなのもう嫌だ!自分を変えなければ!!と
ワタクシ、一大決心をしたのであります。
調度、息子が新しい保育園に入園するあたりだったと思います。
まず、ゆっくりと怒りについてプチ哲学ってみたのであります。
すると、ある時こんな風に思ったのです。
怒りは湿疹であると。
怒りは、湿疹や蕁麻疹であると思ったのであります。
湿疹は身体の中の悪いものを出そうと、毒素として皮膚に出てきます。
身体を正しい場所に戻そうとして出るものであります。
そして、猛烈に痒いです。
痒い!と感じて、それを我慢すれば自然と次第に痒みはおさまってゆきます。
ですが、
痒い!と感じて掻いてしまうと、どんどん・・どんどん・・もっと痒くなり
もーーっと!痒くなり、痒い範囲もどんどん広がってゆきます。
掻かずにいればおさまるであろう湿疹は、
掻いてしまったがゆえに皮膚を痛めてしまい酷い皮膚の炎症を起こしてしまう。
赤くミミズ腫れに腫れ上がった皮膚。
怒りと全く同じではないかいっ!!と思ったのであります。
まずは、自分の中の何かに反応し(逆鱗?)
イライラっとし、怒りを感じます。
その怒りを冷静に・・冷静に・・抑えることができたならば
(そうです!簡単にはいきません)
自然と怒りはおさまってゆきます。
どんどんエスカレートしてゆき、怒りの範囲もどんどん広がっていってしまい
自分で抑えようにも抑えられない状態に怒りの炎が飛び火してゆきます。
(皮膚のトビヒもそうです)
そして、怒って怒り狂ったあとは
派手に掻きむしった皮膚のように、自分自身の心を痛めてしまい
・・・・に陥る。(本当に誰か言ってあげてください)
結局、怒って怒りを爆発させてしまうと自分自身を痛めつけることになる。
このようなことは、子育て中の方であれば皆さん実感されていることだと思う。
そこで、私は
掻かない!!掻きたくなっても我慢してみよう!
と思ったのであります。
(もう自分の肌をボロボロにしたくない。湿疹だらけの肌を治したいと思ったのです。)
怒りを感じること自体を、否定してはいません。
怒りを悪!だとも思っていません。
身体の中の毒素的なものを出そうとしている怒り。
蕁麻疹が出てしまったのですから、痒い!!と感じるのは当然です。
『痒い!と思ってんじゃねーーーよ!』と言っているのではなく、
痒い!と思ったけれど、掻かないように努力しようと思ったのです。
すると、
本当に大きな大きな変化があらわれたのです。
今まで、痒い!と思ったならば即座に!爪をたてて掻きむしっていたところ、
皮膚を掻かずに、優しく痒い部分をおさえてみる・・撫でてみる・・
はたまた、痒いという意識をとばしてみる。
『掻くな!掻くな・・もっと痒くなるぞ!
大丈夫・・大丈夫・・すぐ痒くなくなるから』
などの呪文を心の中で唱えたりもした。
(初めに痒い!と感じてその痒みに耐えるのが一番!パワーを使います。
それを乗り越えると、本当に段々痒みが消えてゆきます。
怒りを湿疹・・痒いのだとイメージするやり方が私には合っていたようです。)
結果・・・
ワタクシ、この1ヶ月以上
皮膚炎をおこしておりません!!
(怒り狂っていない、声を荒げていない、怒りすぎて落ち込んでもいない)
本当に不思議なのですが、
痒い場所を掻いていないので、段々と今まで痒かった場所が
痒くなくなってきたのであります。
掻かずにいれば次第に治ってくる湿疹と同じように
湿疹という名の怒りも次第になおってくるのかもしれません。
これは自分にとって、とっても大きな発見でありました。
今現在は、
自分の身体に合わない食べ物は食べない・・(蕁麻疹がでるから)
この合わない食べ物とは、往々にしてストレスになるのだろうが、
身体に毒素をなるべく入れず、
湿疹が出ないような暮らしを心がけようと思っています。
出てきてしまった湿疹は、掻かないように努力しますが、
湿疹自体を無くしたい。
(私なりに効果があったものをまた改めて記事に綴ります。)
今は、そういった意識で日々息子と暮らしております。
今回、『湿疹』だの『蕁麻疹』だの『痒い!』だの『掻く!』だのの言葉・・
この字面をみているだけで実際に痒くなってしまう方がいらっしゃったならば、
難儀かたじけなかった。
(いきなり武士)
拙者もそのひとりだったのであ~る。
ということで、今日もありがとうございました。

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